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三島由紀夫 作品に隠された自決への道 祥伝社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2012/11/02 |
JAN | 9784396113001 |
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三島由紀夫 作品に隠された自決への道
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三島由紀夫 作品に隠された自決への道
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商品レビュー
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著者自身も本文中で述べているように、松本健一が『三島由紀夫の二・二六事件』(文春文庫)などで明らかにした、天皇に対する両義的な態度についての解釈にしたがいながらも、『潮騒』から『豊饒の海』に至るまでの三島のテクストをじっさいに読み解き、その中に記された自決に至るまでの内在的な論理...
著者自身も本文中で述べているように、松本健一が『三島由紀夫の二・二六事件』(文春文庫)などで明らかにした、天皇に対する両義的な態度についての解釈にしたがいながらも、『潮騒』から『豊饒の海』に至るまでの三島のテクストをじっさいに読み解き、その中に記された自決に至るまでの内在的な論理をたどっています。 確かに三島のテクストには、緊密な論理が貫いているという印象を受けますが、本書ではその論理を、天皇に代わってみずからが「神になる」というストーリーとして描き出すとともに、最終的に三島自身が「神になる」自決という作者の行為そのものを、テクストの内在的論理の終結点に位置づけるという試みは、どこか危ういものを感じつつも、興味深く読みました。
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