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中曽根康弘が語る戦後日本外交
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中曽根康弘が語る戦後日本外交

中曽根康弘【著】

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中曽根康弘が語る戦後日本外交

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/10/26
JAN 9784104687022

中曽根康弘が語る戦後日本外交

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商品レビュー

3.2

6件のお客様レビュー

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2024/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・1979年11月 対中第一次円借款供与(第二次大平内閣):中国側が賠償を受けること自体が、中国の矜持を傷つける(中華思想)。賠償は受け取らないが賠償に匹敵するような経済協力を求めるという中国政治家の意識が読み取れた。その点、円借款供与という貸付方法は一番都合がよい。経済的利害によって友好が保障されれば将来の見返りがあるという見通しがあった。円借款に一抹の不安もあった。中国が国力を回復して、国家体制が整備されると日本の脅威になりはしないかという心配も、実は、なきにしもあらずだった。(278-9) ・韓国に対する円借款:韓国に対する戦後の後始末、賠償の代わりに、韓国の発展を経済協力という形で肩代わりしているという認識(285) ・首脳間の話というのは、要するに器量の見せ合いだから。どっちが気迫が強いかという。言葉の技術の問題じゃない。(395) ・国際会議は日本語でやるべき。通訳を通すと、向こうとの応答の間にこちらが考える余裕や時間があるから。公式のやりとりには必ず日本語でやりとりしなくてはいけない。(423) ・旧制高校時代の独特の教養:自分の人生観なり歴史観を作り上げるのに励んでいた。哲学から歴史、科学に至るまでの幅広い教養を深め、明治維新から日清・日露戦争を経てきた昔の政治家のことを勉強した。原敬や濱口雄幸。我々の時代には、自己の体系を作れということが主でした。ところが、竹下君以降、占領下の騒がしい時代の中で、落ち着いて自分の世界観を作ることはできなかっただろう。色々な知識を詰め込もうとはするが、自分の考えを構築する意思を感じません。(582-3)

Posted by ブクログ

2015/11/10

中曽根の自画自賛。まあ仕方ないけどね。バリバリの右のイメージだったが、最初の頃は中道だったようで意外! 大局観を持った、教養を備えた政治家は、今後の出て来ないのかな?中曽根がそんなに良いとは思わないが、小粒な政治家ばかりでつまらない。

Posted by ブクログ

2014/03/29

600ページを超える。読み応えあり。対談形式。 もうずいぶん高齢だが、憲法改正に一肌脱いでほしい。

Posted by ブクログ

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