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降りる思想 江戸・ブータンに学ぶ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 大月書店 |
| 発売年月日 | 2012/10/22 |
| JAN | 9784272430932 |
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降りる思想
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降りる思想
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商品レビュー
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先日、友人から勧められ読み終えた。冒頭に「ある問題を引き起こしたのと同じマインドセットで、その問題を解決することはできない」というアインシュタインの言葉が引用されている。 近代社会は、経済が豊になることを追求し、成長することを善とし、後退することを悪と見做してきた。循環を断ち...
先日、友人から勧められ読み終えた。冒頭に「ある問題を引き起こしたのと同じマインドセットで、その問題を解決することはできない」というアインシュタインの言葉が引用されている。 近代社会は、経済が豊になることを追求し、成長することを善とし、後退することを悪と見做してきた。循環を断ち切ったところに人間社会の豊かさを見出だしてきた。その価値観を、根底から考え直す時期にきているのではないかと問いかけている。 豊かさは自然のなかにこそ求めるべきもので、循環しないものは貧しいという価値観への変換こそが、ＧＮＰよりも大切なＧＮＨ（国民総幸福量）向上に繋がると説いている。私自身が常日頃から感じていることを、「降りる思想」という言葉で表現した対談集。
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人も獣も 鳥も虫も 木も草も 同じ大地 同じ太陽 の下で 生きている そんな当たり前のことを ことさら それはとても当たり前のことなのです と言い募らなければならないほどの 今がある 人以外は その当たり前のことを 営々と営んできた 人は地球上の一員にすぎない その当たり前...
人も獣も 鳥も虫も 木も草も 同じ大地 同じ太陽 の下で 生きている そんな当たり前のことを ことさら それはとても当たり前のことなのです と言い募らなければならないほどの 今がある 人以外は その当たり前のことを 営々と営んできた 人は地球上の一員にすぎない その当たり前のことを 取り戻すために 我々人類は 今どうあるべきなのだろう いや、私自身が 地球の一部であるために 今どういう精神を持つべきなのだろう そんなことを ゆったり まったり 考えさせてもらえる 一冊です
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《全人類が被爆者かもしれないこの311位後の世の中で 降りるべき大地を創造していかなければならない》という まったく同感だがしかし急ぎ過ぎているようにも見える この新たに創造する大地は やっぱり後ろ向きでなく今であり 選んで向かう方向が前方なのではないだろうかと思うし 怯えて下...
《全人類が被爆者かもしれないこの311位後の世の中で 降りるべき大地を創造していかなければならない》という まったく同感だがしかし急ぎ過ぎているようにも見える この新たに創造する大地は やっぱり後ろ向きでなく今であり 選んで向かう方向が前方なのではないだろうかと思うし 怯えて下がるでもなく慌てて堕ちるでもなく 意思を持って降りることにも依存はないが それだけでなく乗り換えることも視野に入れるべきだろう トーラスに循環することやピストン運動で 愉しく選んだ未知へと進み 新たな発見の喜びを目指すことが人生の基本であって 恐怖感に追われて登り続けることも下りに執着する依存も 同じように視野を閉ざしたもののように思える つまりスローライフも下ることではなくて 過不足のない早さで見落としなく出合いを綴る散歩で 冒険と発見を愉しみ視野を広げ意識を育んで 切磋琢磨していくことではないのだろうか
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