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毒ガス帯 創元SF文庫
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毒ガス帯 創元SF文庫

アーサー・コナン・ドイル(著者), 龍口直太郎(著者)

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毒ガス帯 創元SF文庫

定価 ¥440

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1991/06/01
JAN 9784488608033

毒ガス帯

¥385

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/07/10

1913年発表のチャレンジャー教授シリーズ第2作。前作『失われた世界』は未開の大地への冒険だったが、本作では̪死都となったロンドンへの旅路という特殊なSF冒険ものとなっている。オチは現代ではやや陳腐となっているかもしれないが、文字通り”失われた世界”で生きる人間の描き方は秀逸だし...

1913年発表のチャレンジャー教授シリーズ第2作。前作『失われた世界』は未開の大地への冒険だったが、本作では̪死都となったロンドンへの旅路という特殊なSF冒険ものとなっている。オチは現代ではやや陳腐となっているかもしれないが、文字通り”失われた世界”で生きる人間の描き方は秀逸だし、アーサー・コナン・ドイルの熱い信条も詰まった名作。収録作『地球の悲鳴』と『分解機』もSFを下敷きにしながらも、読者の意表を突くプロットが抜群なので、是非多くの人に読んでもらいたい。

Posted by ブクログ

2021/04/23

【毒ガス帯(地球最後の日)】トイレをどうしていたのか考えると気になって寝られなくなっちゃう    コナン・ドイルのチャレンジャー教授シリーズ。  私自身の本作品の初読は小学校の図書室の児童向け翻訳で(武田武彦訳)。  私はミステリーよりSFの方が好きだったので、多分これがドイルの...

【毒ガス帯(地球最後の日)】トイレをどうしていたのか考えると気になって寝られなくなっちゃう    コナン・ドイルのチャレンジャー教授シリーズ。  私自身の本作品の初読は小学校の図書室の児童向け翻訳で(武田武彦訳)。  私はミステリーよりSFの方が好きだったので、多分これがドイルの初読になると思います。  その本には他にホームズ作品も収録されていたようですが、全く記憶にありません。  だから私の読書歴を顧みると、コナン・ドイルといえばホームズよりもチャレンジャー教授、というのが初期設定でした。  それがいつの間にか長い間チャレンジャー教授はじめドイルのSF作品のことを失念していました。  最近ふと思い出してドイルのSF作品を読んでみようと思ったわけです。  私は引きこもりの性質があるので、幼い時からなぜか籠城戦というシチュエーションに燃えました。  その最高峰がジョン・ウインダムの『トリフィド』でしょう。  この『地球さいごの日』も、毒ガスが充満する世界で酸素ボンベを部屋に持ち込んで籠城するというシチュエーションが面白く、記憶に残っていたものです。  しかしトイレが気になる年代になった今、飲食はともかくトイレはどうしたんだと気になって仕方ありません。  夢より現実が優先されます。年を取るのは辛いものです。   https://sfklubo.net/the_poison_belt/   https://sfkid.seesaa.net/article/480969829.html

Posted by ブクログ

2021/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『世界SF全集』で読了 面白かった。地球が毒エーテルの帯を通って、全人類が28時間の仮死状態になる話だけど、チャレンジャー夫妻、サマリー、ロックストン、マロニーの五人だけは何とか酸素ボンベで生き残り、死の世界をみるけれど、最後にみな生き返って、ハッピーエンドです。ただ、死がせまる所で、いろいろと何をするべきかと言ったような人生や宗教や科学の問題が突きつけられます。

Posted by ブクログ