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それで、どうする!日本経済これが答えだ! オフレコ!BOOKS
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商品詳細
内容紹介 | 世を覆う日本経済の先行き悲観論の“根拠"が正しいのか、どこが間違っているのか。世間からは犬猿の仲とみられる日本を代表するエコノミストの2人に対して、田原総一朗が徹底的に斬り込む! |
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販売会社/発売会社 | アスコム |
発売年月日 | 2012/10/24 |
JAN | 9784776207511 |
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
(2013/4/19) (2時間でいまがわかる!) [新書] 昨年10月、まだ野田さんが粘ってる頃に出た本。 田原、榊原、竹中の鼎談。 12月の総選挙で、自民大勝、維新躍進、アベノミクスで円安株高、になることは予想もできなかった頃だけに、 一部ずれてる話もある。 が、まあ、財...
(2013/4/19) (2時間でいまがわかる!) [新書] 昨年10月、まだ野田さんが粘ってる頃に出た本。 田原、榊原、竹中の鼎談。 12月の総選挙で、自民大勝、維新躍進、アベノミクスで円安株高、になることは予想もできなかった頃だけに、 一部ずれてる話もある。 が、まあ、財務官僚あがりの榊原さんと、新自由主義竹中さんの意見の違いは面白く映る。 この4月現在、アベノミクスで竹中さんが思い描く方向に動きつつある。 量的金融緩和で円安株高。 しかし竹中さんが一番訴えるのは規制緩和。 アベノミクス3本の矢の3本目にして一番重要なもの。 それをやるためにTPPが必要、などと本末転倒なことを言う向きもある。 確かに外圧で開国してきたのが過去の歴史。 私も自由経済、市場開放は大いに賛成。 だけどね、せっかくアジアの世紀になろうとしているときに、成長する国が全く入っていない環太平洋組に入って、 アメリカの思うままになるという選択が賢いとは思えない。 戦後からどこまでアメリカの言いなりになれば気が済むのかと思う。 榊原さんはアメリカと組むしかない、と書いてたかな? 竹中さんをアメリカの利益のために動いてる、と批判する本を昔読んだことがあったけど、その匂いは感じなかった。 私は竹中さんの言うことがまっとうに思える。 維新の橋下さんも、石原さんにひっぱられずに、道州制のための憲法改正だけを訴えればよろしい。 竹中さんはそれでいったん維新のブレーンになったんだな。榊原さんは橋下さんが嫌いだったみたいだけど。 後はトピック的に、、、 ・榊原さんは人口が減ってもいい、低成長でも豊かでいられる、人口もいずれ増えると思うが、と根拠のない意見。 どうして現状のままで人口が増えるか。移民?そんなことはいってなかった。老人ばかりの国が成長するとは思えない。 ・労働の国際化で中流が二極化するというのは同感。 アベノミクスで物価が2%あがろうとも、海外の安い労働力にとってかわられる仕事しかできないのであれば、 賃金は絶対上がらない。 教育が必要なのだ。 目次 ◎「消費税増税でも効果なし」とマーケットにバレたときが一番危ない ◎尖閣国有化は一大失政、問題解決には時間がかかる? ◎中国は「中進国の罠」を乗り切れるかどうか? ◎円高ドル安はさらに進み、1ドル60円台になる! ◎その後、一転して円安になる「二つのシナリオ」があった ◎ドイツもギリシャもEUを出られない ◎政府の報告書には、一番肝心な「原発継続か廃絶か」の結論がない ◎「20年で原発ゼロ」を目指せ! ◎橋下徹は次世代のリーダーとして期待していいのか?
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榊原英資氏VS竹中平蔵氏。仲をとりもつのは田原総一郎。成熟国家論者と成長路線論者の主張と主張が激しく火花を散らす。それぞれの著作だけでは十分に伝わらなかった部分、掘り下げがほしかった部分が対談という形で明瞭にすることができた。著作を読みながらツッコミを入れたかった部分についてもメ...
榊原英資氏VS竹中平蔵氏。仲をとりもつのは田原総一郎。成熟国家論者と成長路線論者の主張と主張が激しく火花を散らす。それぞれの著作だけでは十分に伝わらなかった部分、掘り下げがほしかった部分が対談という形で明瞭にすることができた。著作を読みながらツッコミを入れたかった部分についてもメスが入れられることとなり、今後の進むべき方向性の大きなヒントが示されたといえよう。田原氏の進行も絶妙で小説顔負けの面白さを演出している。日本のみならず中国、アメリカ、ヨーロッパにまで論は及んでおり、世界の中での日本の立ち位置というものが議論を通して炙り出されている。決して自らの主張を曲げないお二人の先生の姿勢も実に清々しかった。
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なぜか苦手なはずの経済系の書籍って読んでておもしろいので、著名人の考える日本の将来について勉強がてら読んでみようと思い立ちました。 田原総一郎という人はあまり好きではありませんが、まぁこの際関係ないでしょう。 基本的に、竹中平蔵 榊原英資の間を田原総一郎がうまく埋めていく対談形...
なぜか苦手なはずの経済系の書籍って読んでておもしろいので、著名人の考える日本の将来について勉強がてら読んでみようと思い立ちました。 田原総一郎という人はあまり好きではありませんが、まぁこの際関係ないでしょう。 基本的に、竹中平蔵 榊原英資の間を田原総一郎がうまく埋めていく対談形式で進んでいきます。 両名とも(お恥ずかしい話ですが)聞いたことはあっても詳しく知らない方だったので、ある意味先入観なしで読めたのは良かったと感じます。 とはいっても、2人とも事実認識は共通しており、その後の問題解決方法などで相違がある程度のように感じました。 経済の話が少し難しいなぁとは思いましたが、基本的にはさっくり概要に触れて意見を述べる程度だったのでさくさく読めました。 こういう理論系の話で言い切り方の話しぶりをする人は信用できないたちなので、分からない部分は分からないとはっきり言う姿勢が信用できました。 総括は「政治家が悪い」に落ち着きましたけどね(わら
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