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世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊 1993-2011
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世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊 1993-2011

沼野充義【著】

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世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊 1993-2011

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社
発売年月日 2012/10/12
JAN 9784861824029

世界文学から/世界文学へ

¥770

商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2015/01/18

沼野充義「世界文学から/世界文学へ」http://www.sakuhinsha.com/japan/24029.html … 読んだ、読書の合間にちくちくと1年超。翻訳本や海外本だけじゃなく日本語作品も扱って量は膨大、とにかく読み応えがある。批評は意地悪さは微塵もないけど容赦なく...

沼野充義「世界文学から/世界文学へ」http://www.sakuhinsha.com/japan/24029.html … 読んだ、読書の合間にちくちくと1年超。翻訳本や海外本だけじゃなく日本語作品も扱って量は膨大、とにかく読み応えがある。批評は意地悪さは微塵もないけど容赦なくて楽しい。「芥川賞ガールズ」とかワードがツボ ------- 沼野充義「世界文学から世界文学へ」http://www.sakuhinsha.com/japan/24029.html … を読書の合間にちょっとずつ読んでいる。とてもいい「自分のことをうじうじ書いて人に読ませるな、世界がある、ドストエフスキーもフォークナーも大江も山田詠美も書いている、それなのになぜあなたは書くのか」 「世界文学から世界文学へ」:ばなな「キッチン」とトゥーサン「浴室」の小説世界の対比。どちらも場は身近なところに限定し、片や狭い日常をちまちま書き、片や美術や政治など外の世界へ広がる思考を書く。日本の作品は社会を書いているようで結局は自分の感情を書いているものが多い。とか。 「世界文学から世界文学へ」:芥川賞ガールズ(もう一昔前になるのか)は作文レベルで世界は狭く感覚も稚拙。書籍は商業だから賞などキャンペーンも致し方なかろう、が文学は違う、あまり若手に過度な期待をするな。とか。 「世界文学から世界文学へ」:山田詠美はたとえ大きな社会的悲劇を背景に取り上げても決して大きな言葉で人間を語ろうとしない。「PAY DAY!!!」は911事件に対する文学の立場からの最も優れた回答。とか。 山田詠美に好意的な論者を闇雲に肯定しているだけか笑??

Posted by ブクログ

2014/07/24

沼野充義「世界文学から/世界文学へ」http://www.sakuhinsha.com/japan/24029.html … 読んだ、読書の合間にちくちくと1年超。翻訳本や海外本だけじゃなく日本語作品も扱って量は膨大、とにかく読み応えがある。批評は意地悪さは微塵もないけど容赦なく...

沼野充義「世界文学から/世界文学へ」http://www.sakuhinsha.com/japan/24029.html … 読んだ、読書の合間にちくちくと1年超。翻訳本や海外本だけじゃなく日本語作品も扱って量は膨大、とにかく読み応えがある。批評は意地悪さは微塵もないけど容赦なくて楽しい。「芥川賞ガールズ」とかワードがツボ ------- 沼野充義「世界文学から世界文学へ」http://www.sakuhinsha.com/japan/24029.html … を読書の合間にちょっとずつ読んでいる。とてもいい「自分のことをうじうじ書いて人に読ませるな、世界がある、ドストエフスキーもフォークナーも大江も山田詠美も書いている、それなのになぜあなたは書くのか」 「世界文学から世界文学へ」:ばなな「キッチン」とトゥーサン「浴室」の小説世界の対比。どちらも場は身近なところに限定し、片や狭い日常をちまちま書き、片や美術や政治など外の世界へ広がる思考を書く。日本の作品は社会を書いているようで結局は自分の感情を書いているものが多い。とか。 「世界文学から世界文学へ」:芥川賞ガールズ(もう一昔前になるのか)は作文レベルで世界は狭く感覚も稚拙。書籍は商業だから賞などキャンペーンも致し方なかろう、が文学は違う、あまり若手に過度な期待をするな。とか。 「世界文学から世界文学へ」:山田詠美はたとえ大きな社会的悲劇を背景に取り上げても決して大きな言葉で人間を語ろうとしない。「PAY DAY!!!」は911事件に対する文学の立場からの最も優れた回答。とか。 山田詠美に好意的な論者を闇雲に肯定しているだけか笑??

Posted by ブクログ

2013/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

沼野充義『世界文学から/世界文学へ』作品社、読了。大江健三郎、村上春樹から円上塔に至るまで。現代文芸界の井筒俊彦といってよい著者による20年余りの現代日本文芸批評の集大成。著者の論評は温かくもあり手厳しい。何しろ日本文学の位置と未来を世界文学に位置づける試みだから。抜群に面白い。

Posted by ブクログ

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