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女のかたち 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1979/10/01 |
JAN | 9784087502688 |
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女のかたち
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女のかたち
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
女のかたち 吉行淳之介 米倉斉加年・え 読了。 もっと吉行淳之介を読みたいなあと思っていたところへ、素敵な米倉斉加年の絵の表紙が目に入ったので、つい買ったんでした。 正直、内容としては、目の前にいる男性がおんなじことを喋っていたら「なんなのこの人!」と席を立ちたくなるレベルの事が...
女のかたち 吉行淳之介 米倉斉加年・え 読了。 もっと吉行淳之介を読みたいなあと思っていたところへ、素敵な米倉斉加年の絵の表紙が目に入ったので、つい買ったんでした。 正直、内容としては、目の前にいる男性がおんなじことを喋っていたら「なんなのこの人!」と席を立ちたくなるレベルの事が書いてありました。えらい男尊女卑。 しかし、その言葉に裏打ちされた何かがあるはず、と読み進めていくうち、吉行淳之介の女性に対する愛情みたいなものがなんとなく感じ取れ、結局は好きな一冊となりました。 ちょっと、感想ではなく、すこし反論を述べさせて頂く。 男とは〜女とは〜と枠で囲いながら話をするのが嫌いだし、人生論を語るにはあまりにも経験が足らない。あんまりマトモには受け取らないこと。 吉行淳之介はこの本で、「自殺した女性作家はいない」と書いていたが、いる。鈴木いづみ。 彼女の死因は首吊り自殺。しかも自分の娘の目の前で死んだらしい。 男性は一生叙情的なものに苛まれるらしいが、女性は出産・育児という一大事業のためにそれがないらしい。私は、一般的な人間は年齢とともに感受性が失われていくものだと考えていたので、生まれた瞬間から性別で否定されるのは嫌だなあと思った。 鈴木いづみは出産こそしたけど、育児というイメージからはあまりにかけ離れているし、実際には殆どしてなかったろう。おそらく。 自殺したのはビョーキだから、と決めつけてしまうのは短絡的過ぎるだろう。だとしたら、名だたる作家の多くがただの精神病患者という枠にはめられてしまう。 鈴木いづみの自殺が感情の昂りによるものだったのか、「ぼんやりとした不安」の類によるものなのか、誰も当人にはなれないんだから想像するしか出来ない。 彼女は一生鈍ることのない感受性を持ち続けて、有る意味で男性的だったと言ってもいい。あ、吉行淳之介の言ってる事を肯定してしまっているのか、これは。 そういう例外みたいなものがある事も、全部わかっていて文章を書いているんだろう。こういう人は。 ただ、「これもあれもあるよね」みたいな言い方では、本なんか出来上がらないもんね。 堅く否定を述べているようでも、その奥には深い眼差しがある。読んでいて、そんな感じがしたし、面白かった。 出来れば、自殺した女性作家、の側にいたいけど。でも、どんどん物を考える力が枯渇していく。つまんない日常
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(1980.01.26読了)(1980.01.24購入) *解説目録より* 永遠に未知なるもの―女体。その深奥にメスを入れ、虚飾を剥ぎ、魅力と機能を語って、著者の人間性と優しさを感じさせるエッセイ。〝現代の絵師〟米倉斉加年の妖艶な絵も収録。
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人間という立場から男女を考察。 「子宮円周思考」があまりに衝撃すぎた。 男女平等は、互いの性認識から始まるのだと思う。
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