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竜の涙 ばんざい屋の夜 祥伝社文庫
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竜の涙 ばんざい屋の夜 祥伝社文庫

柴田よしき【著】

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竜の涙 ばんざい屋の夜 祥伝社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2012/10/13
JAN 9784396337926

竜の涙

¥220

商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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2024/05/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

目次 ・竜の涙 ・霧のおりてゆくところ ・気の弱い脅迫者 ・届かなかったもの ・氷雨と大根 ・お願いクッキー ずっと図書館で見かけていた背表紙。 ばんざい屋シリーズ、読んだことあるような気はするんだけどなあ…。 予約した本が4冊ばかり届かなかったので、読んでいないなら借りようと思って図書館でぱらぱらページをめくったら、どうも読んだことがない気がして借りてきました。 だけど、ちらちら見え隠れする女将の私生活について、全く覚えていないので、念のため調べてみたら『ふたたびの虹』の方も読んでなかったわ! シリーズ読破した気でいたけど、まさかの2からスタートとは。 丸の内にあるビルの一階で細々営業している「ばんざい屋」。 再開発でビルの立て直しが決まり、店をたたむか移転するかで迷う日々。 そして近くの広告代理店で働く女性たちが出てくる話があったり、出てこない話があったり。 ゆるくつながる連作短篇。 頑張っているのに認められない自分っていうのは、男女問わずある話だと思うけど、結果を出して出世して、なのに結託した男どもに足を引っ張られるっていうのは、女性あるあるなんだろうなあ。 男の人が結託した女の人たちに足を引っ張られる場合、たいてい引っ張られるだけの理由が男性側にあるからね。 これもまたジェンダーバイアスなのかもしれないけれど。 学生時代からの付き合いなのに、ついに男女の仲になることのなかった有美と淳史。 何かあるとともに美味しいものを食べに行く、だけの関係。 でも、有美は確かに、自分とは違って堅実な淳史を好きだった。 そんな淳史が会社を辞めてアメリカの企業で働くという。 「待っててくれ」も「一緒に行こう」もない関係。 でも、一時帰国した時はまた、美味しいものを食べに…って、半年で結婚したい女性が現れ、アメリカ永住を決めたんかい、淳史! ちょっとどついていいですか? 単発の話だけど、『氷雨と大根』が好き。 同じ文化で生きてこなかった者同士が分かり合えることって、できるのだろうか。 アメリカで暮らす娘とその彼氏について悩む初老の男性。 ばんざい屋からの帰りに強盗に襲われ、重傷を負う。 ばんざい屋で女将から料理の説明を受けながら、旺盛な食慾を見せるその娘と彼氏を見て、分かり合えるかどうかはわからなくても、まず一歩を踏み出すことだ、と思う女将。 相手を知りたいと思う心、大切にしたい想い、これがあれば大丈夫と思う。

Posted by ブクログ

2022/11/12

丸の内のばんざい屋に通ってくるお客さんたちの話。どちらかというと、このお客さんたちが話の主流。女性が仕事を続けるのは大変で、ばんざい屋がそんな彼女たちを癒している。優しい女将、美味しい料理。こんなお店が見つかるといいだろうな。

Posted by ブクログ

2022/05/22

舞台は東京丸の内の片隅の 小料理屋。 そこに集まる人たちの人間模様が 美味しそうな料理の描写と共に描かれていました。 グルメな人には お勧めの一冊でした~ たまには こういう ほっこり系も良いですね。

Posted by ブクログ

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