測量士補合格ナビゲーション基本テキスト

東京法経学院制作部【編】

• 販売会社／発売会社: 東京法経学院
• 発売年月日: 2012/09/27
• JAN: 9784808924164

商品レビュー

2013/10/31

内容は「測量士補重要アイテム105」の改訂版。
http://booklog.jp/item/1/4808922525
以前はA5サイズだったが、今回はB5サイズ。

いい点：
・2012年8月1日までの最新情報が盛り込まれている。
特に「測量士補重要アイテム105」になかった数値地図や
GPSなどが新たに載っている。
・文字が大きく読みやすくなった。（紙面構成に余裕が出来たため）

悪い点：
・大きく、重たくなったため携帯しづらい。
・数学記号の意味は載っていない。
三角関数(sin,cos)、数列(Σ)、角度(360°、弧度法)、標準偏差、
分散は別の数学本(「測量士補試験に必要な数学」「統計学入門」、
数学II+Bなど)で理解する必要がある。

誤差の話に出てくる標準偏差は「統計学入門」がわかりやすい。
http://booklog.jp/item/1/4478820090
・一部の測量器具の図表説明が簡潔で、ほとんど文章だけの場合が
ある。

例えばセオドライトの使い方は文字だけの説明で、わかりにくい。
その中でも水平軸、視準軸については基礎測量学のp.69に
図解入りで詳細に説明されている。
http://booklog.jp/item/1/4485300536
また、YouTubeなどに測量器具の操作動画があるので
それをみるといいかもしれない。

まとめ：
実務で実際に知識を活用する必要がある人には間違いなくオススメ。
試験に受かるのが目的であれば、詳細な解説の付いている
過去問問題集1冊で済ませたいところ。
その場合は、計算問題の理解のために参照する程度でよさそう。

目次や立ち読みはこちら。
http://www.thg.co.jp/soku/publishing/7603033.htm

訂正表：
公共測量－作業規程の準則の改正に伴う追補：
http://www.thg.co.jp/support/book/76.htm