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経済学とおともだちになろう
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2012/09/15 |
JAN | 9784492314296 |
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経済学とおともだちになろう
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『明日をどこまで計算できるか?――「予測する科学」の歴史と可能性』『なぜ経済予測は間違えるのか?---科学で問い直す経済学』で有名なデイヴィッド・オレルの『経済学とおともだちになろう』。今まで読んだ経済関係の本の中でもトップクラスの面白さでした。 参考になる箇所が沢山ありましたが...
『明日をどこまで計算できるか?――「予測する科学」の歴史と可能性』『なぜ経済予測は間違えるのか?---科学で問い直す経済学』で有名なデイヴィッド・オレルの『経済学とおともだちになろう』。今まで読んだ経済関係の本の中でもトップクラスの面白さでした。 参考になる箇所が沢山ありましたが、特に印象深かった最後の部分を抜き書きしておきます。「主流派の経済理論は、ピタゴラスの時代まで遡る、力学的で還元主義的な世界観の極端な例である。経済学者たちは、競争市場や個人の権利、経済成長を理解し、擁護するのに大きな役割を果たした。でも今、そんな大昔の枠組みを覆す新しい経済学が興っている。新しい経済学は、合理的経済人という理想型を分析するのではなく、活発に動く非線形なネットワークに組み込まれた本物の人間の行動を考える。この新しい経済学は、経済を孤立した個人が希少な資源を奪い合う競争としてとらえるのではなく、絆や持続可能性といった「より柔らかい」価値も考慮する。たぶんいちばん大事なのは、新しい経済学が人の経済を、成長システムというもっと大きな構図の中でとらえていることだろう。経済学は今、そんなエキサイティングな時代を迎えている。」 それから、この本に紹介してあった、ノーベル経済学賞への批判について、ネットで調べてみたら、以下のような記述が見つかりましたので、参考までに記載しておきます。 2001年、ノーベル賞創立100周年記念の年に、ノーベル一族による下記の声明が報じられた。 「その名は平和と同義語である。しかし、今週から始まるノーベル賞の100周年記念で、ノーベルの遺産の管財人とノーベル一族との間で騒動が巻き起こった。アルフレッド・ノーベルの兄弟Ludwig のひ孫であるピーター・ノーベルは、三人の従兄弟と共に、経済学賞の正当性について疑問を呈し、そこからノーベルの名を外すことを要求した。経済学賞は、「アルフレッド・ノーベルの遺言には決して書かれておらず、彼の賞の精神にも基づいていない」と彼らは主張した。彼らの要求は、賞の管理者であるノーベル財団を憤慨させ、祭典に暗い影を落とした。(アルフレッド・ノーベルは直系の子孫を残しておらず、アルフレッドは四人兄弟の三男、Ludwigは次男)」2001.12.02 "Take the Nobel name off economics prize, say relatives" By Jonathan Thompson ピーター・ノーベルは、別のインタビューで、スウェーデン国立銀行賞が単に正当なノーベル賞ではないと主張しているだけではなく、この賞の栄誉を得てきた経済学は、アルフレッド・ノーベルの意思に全くそぐわないものだと語っている。 「アルフレッド・ノーベルは、経済学に賞を与えるとは遺言していない。スウェーデン銀行は、カッコーのように、他の鳥が作ったりっぱな巣に、彼らの卵をこっそり置いたのだ。スウェーデン銀行がしたことは、商標権侵害と同じであり、正当なノーベル賞からの受け入れがたい略奪行為だ」「経済学賞の三分の二はアメリカの経済学者に与えられている(特に ─ 株式市場とオプションへの投機を人々に促す ─ シカゴ学派に )。これらの受賞は、アルフレッド・ノーベルのゴールである『人間の置かれた状況と生存の改善』に何の貢献もしていない。それどころか、その対極に位置している」2004 "ABOLISH THE "NOBEL" IN ECONOMICS"MANY SCIENTISTS AGREE !" By Hazel Henderson
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アメコミ風の経済学入門書。 古代ギリシアのピタゴラスまで遡って、経済学の歴史と考え方を解説している。 アダム・スミスが出てくるのはやっと真ん中あたり。 経済本というよりは、経済文化史的な要素が大きい。
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784492314296
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