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月に歪む夜 創元推理文庫
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月に歪む夜 創元推理文庫

ダイアンジェーンズ【著】, 横山啓明【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2012/09/12
JAN 9784488158231

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商品レビュー

3.4

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2020/02/25

図書館で。 作中、感情移入できるキャラも惹かれるキャラも居なかったため、バカな若い男女の青春時代の黒歴史か…みたいな感じで読んでいて読み終わりました。正直、主人公アホちゃうか、と言う感じですがまぁ…こういう運の悪い(というか間の悪い?)人も居るんだろうなぁ… 初めてのボーイフレ...

図書館で。 作中、感情移入できるキャラも惹かれるキャラも居なかったため、バカな若い男女の青春時代の黒歴史か…みたいな感じで読んでいて読み終わりました。正直、主人公アホちゃうか、と言う感じですがまぁ…こういう運の悪い(というか間の悪い?)人も居るんだろうなぁ… 初めてのボーイフレンドに舞い上がり、終始イチャイチャしていて新たな女の登場に嫉妬していたくせに、彼とは結婚するつもりはないとか出てきた時ちょっとびっくりしました。女心って難しい。読んでいてえ?結婚する気無かったの?と反対に驚きました。サイモン(だったか)も気の毒になぁ。そりゃダニーのGFってだけでも心中複雑だろうにこんな子じゃあねぇ… まぁでも彼女は色々な意味で若い頃のバカをやったツケを一生かけて払っているとも言えるので同情されるべきなのかもしれませんが…

Posted by ブクログ

2019/12/09

詳しいプロフィールがないが、中年のイギリス作家で、これが長編のデビュー作。 最近は、あまり翻訳小説が出ないので、出版されたものは有名作家のものか、ある程度読めるものなのだろうと思っていたが。 50代になったケイトは、30年以上昔に恋人だったダニーの母から、会いたいという手紙を...

詳しいプロフィールがないが、中年のイギリス作家で、これが長編のデビュー作。 最近は、あまり翻訳小説が出ないので、出版されたものは有名作家のものか、ある程度読めるものなのだろうと思っていたが。 50代になったケイトは、30年以上昔に恋人だったダニーの母から、会いたいという手紙を受け取る 1972年の夏休み、ダニーとサイモンは大学生だった、私(ケイト)と三人でサイモンのおじの家で、過ごすことになった。私は厳しい両親にフランスのおじの家で果物の収穫を手伝うと嘘をついていた。 うだるような夏の日、海岸でトゥルーディーという女の子に出会い、同居することになった。 二組のカップルが出来そうだったが、なぜかサイモンとトゥルーディーは友人以上には見えなかった。 しかし家事の出来ない私と違ってトゥルーディーは食事の用意もできて、当時のヒッピー風放逸な自堕落な生活を少しは引き締めていた。 ジミーとサイモンは、家を借りる代わりに、庭の管理と池を作る条件があった。 夏の日が照りつける中、彼らの作業は遅遅として進まなかった。 そのうち期限が近づくにつれ、なんとか掘り進んで形が出来てきていた。 だがこの頃、うまくいっていたはずの4人の生活は、暑い夏の日にあぶられ、 きまりのない崩れた暮らしの中から少しずつ崩壊し始める。 事件が起きてから(事件にはならなかったが)ケイトは、ダニーの母が瀕死の床で書いたらしい手紙を無視出来ず会いに行く。 若い日のダニーの写真を見せられても、息子を失った母の疑問には答えられない。 遠い夏の出来事だった。 ケイトの現在と過去が交互に書かれる。面白い構成で、夏の暑さの中で狂っていく生活が、不気味な低音になり、それとなく先をにおわせる手並みは面白い。 単調にも見える生活描写が、次第に歪んでいく日々を写して、先を急がせる。 こうした中で起きた事件の原因も、謎も、ありそうな設定だが、興味深い展開になってクライマックスまで引きずられていく。 新人の作品にしては、瑕疵のない出来で、ダイナミックといえないまでも、暑い夏の描写も、狂って行くさまも、それぞれのキャラクターもよく出来ている。 ビュー作は読み返すほどではないまでも読みやすかった。

Posted by ブクログ

2014/12/07

若者が集まった家で、何が起こったのか? 1970年代を回想する女性の手記という形で、じわじわと怖いです。 1972年、教員養成大学に通うケイトは、恋人のダニー、その親友のサイモンと共に夏を過ごしていました。 サイモンが叔父に家の管理を頼まれていたので、厳しい親の目を盗んで、青春...

若者が集まった家で、何が起こったのか? 1970年代を回想する女性の手記という形で、じわじわと怖いです。 1972年、教員養成大学に通うケイトは、恋人のダニー、その親友のサイモンと共に夏を過ごしていました。 サイモンが叔父に家の管理を頼まれていたので、厳しい親の目を盗んで、青春を謳歌していたのです。 時代の空気は、ヒッピー・ムーブメントに揺れ、真面目な優等生もそうではないふりをしてカッコつけるのが流行。 慣れない家事や共同生活に小さな問題はあっても、ありがちな程度で過ぎていきそうだったのが‥ 海辺で会ったトゥルーディーという娘が居座ってから、歯車が狂い始めます。 無邪気そうで奔放なトゥルーディーに振り回され‥ 若気の至りには読んでいて少々いらっとしますが、それだけでは済まないっ? 時が流れ、ケイトは教員を早期退職しています。 ダニーの母から手紙が来て、何があったのか死ぬ前に知りたいと聞かれ‥ すぐに察しがつく部分と、なかなかわからない部分がもやもや~と絡み合い、やがて意外な展開へ! そうだったのか‥ 普通の娘だったケイトが果敢に立ち向かったのは。 この書き方だと、ケイトのその後の生き方がすべてはわからないので、ちょっと損しているかも。 読み飛ばしてしまいそうな部分に気がつけるかな? じりじり迫る恐怖が好きな人にならオススメ。

Posted by ブクログ

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