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竜騎士07インタビューズ 完全版 星海社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 星海社/講談社 |
発売年月日 | 2012/09/12 |
JAN | 9784061389397 |
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竜騎士07インタビューズ 完全版
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
超面白かった。 高校生の頃に図書館で読んだ覚えがあったが、この時の「竜騎士07のミステリー論」はずっと自分の根底にあったことを再確認できた。 それは簡単にまとめると以下のようなもの ミステリーとは、本当の正解ひとつを当てることではなく、状況から推定される全てを想定する事。ミステリーとは、いわばゲーム小説であり、読者一人一人が違う答えを導いて良いし、無限に議論の余地がある。だから推理の矢は一発必中を狙うのでなく打ちまくるのが正しい。線や点の推理ではなく、面の推理、弾幕の理論を以てどれか1発当たればOK、というので構わない。なので『ひぐらし』や『うみねこ』を1番楽しんだのは、1番多く推理した人。 この「推理」は「アイデア」と言い換えてもよく、割と普遍性のある考え方だと思う。
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主にうみねこの話ばかりで、時々ひぐらしの話も出てくる、ファウスト掲載のインタビュー総集編。 第4章によると、ひぐらしは落差、うみねこはスピード感。ひぐらしは横溝的、うみねこは乱歩的。 うみねこのネタバレ多々有り。 本書は、『ファウスト vol.5』『ファウスト vol.7』『ファウスト vol.8』(いずれも講談社)、星海社ウェブサイト『最前線』に掲載されたものを加筆訂正の上文庫化したものです。 差分について。 章のトップページ全体に、トーン(マスク)が掛けられている。 ひぐらしの章は、全くの変わりは無かった。 旧版2章3章→完全版4章5章。旧版4章5章→完全版7章8章。に、組み直されている。 後ろページに挿入されている広告も旧版と同じ。今月の新刊に他作家の新刊広告が追加されている。そりゃそうか。 全体を通して、編集者である太田さんばかり喋ってる印象しかない(笑)そりゃそうか。 ↓以下、まとまらないネタバレ的なメモ。 第2章→EP2構想中の時期にインタビュー。 うみねこEP1は、王道中の王道。完成されたゲーム盤。 おいおい、EP2になるような話を、創作中の人に話すでないっ。 ネット上で交わされるうみねこの論議を、次の話に否定的に生かす事をした。読者を置いてきぼりにした結果が、あのうみねこっていう。 第3章→ うみねこは犯人を探る物語ではない。犯人イコール真相とは限らないし。 ひぐらしは子供世界の話、うみねこは大人世界の話。 EP1はチュートリアル。ほんとはEP2もチュートリアル的な話をやりたかったが、EP1の(ネット上での)感想・批評・論議を取り入れて、EP2はそれらを否定した。徹底的にッ! 生き残ったやつだけが兵隊だ! ひぐらしを通ってきた人なら、全て疑って掛かれという気迫を感じられるから、次の話はこうだッ。と。 第4章→EP2発表後、EP3執筆中でのインタビュー。 特にうみねこの執筆時は、イメージ音楽ではダメで、音楽があると作品へのイメージが固まって執筆しやすいそうな。(絵の時は限らない) 階段~は、雰囲気の近いひぐらしの類似した曲を掛けて執筆した。 ひぐらしは落差、うみねこはスピード感。ひぐらしは横溝的、うみねこは乱歩的。 うみねこというのは「アンチミステリ、アンチファンタジー」で、乱歩の世界観を目指している(た) うみねこは、戦前の古典ミステリのオマージュ。古典ミステリへの愛。 うみねこを「ミステリ」とは言わない。なぜなら「ミステリ」の定義は人によって違うから。「本格か変格か」がテーマ。 作中の人物が平気で嘘を吐く。 うみねこは、はっきりと前の話を引きずっている。 魔女の目的は、魔女を認めるか否か。 ベルンが居なかったら一話完結で終わっていた話だった。
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【由来】 ・マルクスとかの「インタビューズ」をbookoff onlineで購入する時の検索結果で出てきた。 【期待したもの】 ・やっぱり「ひぐらし」について。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
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