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日本の暦 旧歴の見方楽しみ方 新人物文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新人物往来社 |
発売年月日 | 2012/09/11 |
JAN | 9784404042408 |
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日本の暦
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
七十二候に沿って仕事をしている関係で、そこそこ日本の暦については詳しいつもりでいた。 ところが本書にあたってみると、まだまだ知らないことがある。 「旧暦」には、国立天文台など国家機関は一切関係していないのだそうだ。旧暦の何日、なんていうアレは、暦の研究家が計算したものなんだっ...
七十二候に沿って仕事をしている関係で、そこそこ日本の暦については詳しいつもりでいた。 ところが本書にあたってみると、まだまだ知らないことがある。 「旧暦」には、国立天文台など国家機関は一切関係していないのだそうだ。旧暦の何日、なんていうアレは、暦の研究家が計算したものなんだって。 旧暦・明治初頭まで使われていた太陰太陽暦は、太陽暦の1年には日数が足りない。だから日付がずれていく。大きくずれたら閏月を投入して補正する。月給で給料を貰う場合は閏月が嬉しい(だから、閏月が来る前に明治政府が急いで太陽暦を導入した、なんて話もある)。 さて、そんな感じでアバウトな旧暦なので、農作業などは二十四節気・七十二候を目安とすることになった、と。このところ、はんなり系の本で随分二十四節気ネタが増えたなあ、と思う。けれど暦のことについてきっちり説明しているものは、意外と少ない。どちらかというと、古き良き日本万歳、日本はすごい系で食傷である。 本書にも、旧暦と日本のしきたり、という章があるし、旧暦の楽しみ方、として現代生活への行事も紹介しているが、どうしても歴史研究的視点がぬぐいきれていない。これは悪口ではなく褒め言葉である。何しろ「歴史読本」編集部による本だ。暦のことを知りたい、という場合は、ひとまずこの本が決定的、でいいかなあ、と思う。
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今は太陽暦に基づいた暦だと言っても特に何の意識もないけど、日常生活では、節分とか秋分の日とか七夕とか、季節感のあるイベントを普通に迎えている。 でも、それって旧暦に沿ったもの。 そんなことを知りたくて、この本を手に入れた。 単に、旧暦と言うけど、太陰太陽暦と言うことを初めて...
今は太陽暦に基づいた暦だと言っても特に何の意識もないけど、日常生活では、節分とか秋分の日とか七夕とか、季節感のあるイベントを普通に迎えている。 でも、それって旧暦に沿ったもの。 そんなことを知りたくて、この本を手に入れた。 単に、旧暦と言うけど、太陰太陽暦と言うことを初めて知った。太陰暦だと、月齢がベースなので太陽のうごき からすると、一年間で11日も誤差が生じるとのこと。 それでは、農業とかに影響するので、ガイドラインとして24節気や72侯などを設定した。でも、当時の暦は中国のものなので、日本の風土には合わないことが多くある。 そこで、天地明察で有名な渋川春海が800年以上も見直しをしていなかった暦を改訂して、ようやく今、馴染んでいる旧暦になったそうです。 日本での季節感や一つ一つの伝統行事の背景も勉強になった。
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