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2030年超高齢未来破綻を防ぐ10のプラン ジェロントロジーが描く理想の長寿社会
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2012/09/01 |
JAN | 9784492223253 |
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2030年超高齢未来破綻を防ぐ10のプラン
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
団塊世代の全体が高齢者になり、日本が「高齢化」社会から「高齢」社会へと移行することになる2030年に向け、現在の社会構造がそれに対していかに無防備であるかということについて、インフラのシステムや社会保障制度など、様々な視点から指摘され、それらに対するソリューションの数々が、各問題別に2015年、2020年、そして2030年時点でどうあるべきかというロードマップとして示されている。もちろんあくまでも「〜あるべき」の理想象ではあるけれど、問題意識を持つための指針としてはとても有益に感じた。
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目次からそのキーワードがわかる。 文字も大きく、見た目がすっきりとしていて読みやすく、さらっと読める。 読みやすい分、残りにくく感じるが、 それは平素にわかりやすく書かれているからであろう。 高齢者が高齢化している日本に何が必要なのか?という視点はごもっともで、 こうして提言...
目次からそのキーワードがわかる。 文字も大きく、見た目がすっきりとしていて読みやすく、さらっと読める。 読みやすい分、残りにくく感じるが、 それは平素にわかりやすく書かれているからであろう。 高齢者が高齢化している日本に何が必要なのか?という視点はごもっともで、 こうして提言しているところはなるほどその通りであるし、そうなのだと思うのであるが、 では、それはいつの誰のモノかというと、近視眼的な印象がある。(というのは、勢いつきすぎているかもしれない。) 今できることで未来の社会につなげていくということになるだろうし、 今できることだからこそ、具体的に変化していくコトにつながるのだろう。 しかしながら、言いっぷりが他人事で、(アカデミック調だからであるが) では、鬼気迫る自分事として、今ここで行動を起こすかと言えば、 中途半端に規模が大きすぎで、日々の暮らしごとサイズで迫ってこないので、手が出ないと感じる。 サイズ感的には、公的機関に向かっているのであろうが、 生活者の何が変わるのかと言えば、ピンと来ていない現実がある。 難しいものである。 ということで、 自分が自身の暮らしでできることとは何か?というサイズ感に落とすことをする必要がある。 そして、ふと思うのであるが、 そのためにも、おじいちゃん、おばあちゃんの目線を感じる環境、 3世代家族や教育現場での関わりなど、地味であるが、着実に日々の暮らしの中で、 誰もがおじいちゃん・おばあちゃんになるということを認識し、 それがどのようなことなのかを自覚する時間を増やすことが大事であるように思う。 人の外に高齢未来をつくるだけではなく、ヒトの内につくることを考える必要があるように思うのである。
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仕事で20年後のまちづくりビジョンを考えているので、参考として読んだ東大の英知が詰まった1冊である。少子高齢化が言われて久しいが、我々行政マンはこのことをもっと真剣に考え、今からしっかりと対策を打っていかないと大変なことになると思う。そういう観点からは、参考になった。が…。基本的...
仕事で20年後のまちづくりビジョンを考えているので、参考として読んだ東大の英知が詰まった1冊である。少子高齢化が言われて久しいが、我々行政マンはこのことをもっと真剣に考え、今からしっかりと対策を打っていかないと大変なことになると思う。そういう観点からは、参考になった。が…。基本的には高齢者世帯のQOLの向上に力点が置かれており、そこの理想は高く、様々な提言がされているが、残念ながら財源の明示がない。この本に書かれていることを全て実行するには、生産人口の減少、その原因たる少子化、この辺りを当然改善していかねばならない。そしてそれはとても一筋縄ではいかないのである。序章に「日本の未来を明るくするために」とあるのだが、とてもそんな気分にはなれなかったのである。
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