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白衣の神様
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白衣の神様

結城五郎(著者)

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白衣の神様

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2012/09/03
JAN 9784758412018

白衣の神様

¥220

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2014/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この筆者なので、もうちょっと医療系なのかと思いきや、ちょっと不完全燃焼。 でも、コメディカルな方々の話が各々、なのはうれしい。 いつも、医師か看護師しか出てこないからね

Posted by ブクログ

2013/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

病院に関わりのある人が主人公の短篇集。ほっこりと心が温まる話が集まっています。 岐路。天才的な腕を持つ性格最悪な外科医に言い寄られ、逃げ出すように病院を辞めた喜多川夏子。 約束。夫に先立たれ、必死で薬局を切り盛りする小沼奈美。そして非常に不器用な藤村誠治。 雪解け。熱血MRの佐藤直樹。 死に顔。初めて内科外来を受け持つことになった宮原真二。そして神田純恵。 父の足音。死ぬまで父を誤解していた島津恭平。 『岐路』岡村医院の面々が優しげで安心感があるのが伝わってくる。広澤はどうなんだろう。不器用の域を超えている気がする。 『約束』小沼奈美と藤村誠治のすれ違い。最後の最後で藤村君がいい男になります。 『雪解け』熱血佐藤君が不落の武井医院に挑みます。誠意は通じるんですね。 『死に顔』胃潰瘍の検査を受けに来た神田純恵。彼女は宮原の忠告を聞かずにフランスへ行ってしまう。十ヶ月後、フランスでも検査を受けずに先延ばしにしていた純恵は、末期の胃癌になっていた。 宮原は手術で少しだけ長生きするよりも、痛みの少ない内科療法を選んだ。病状が悪化した純恵は、退院して往診してもらいたいという。宮原は了承した。先輩の富永は「いつまで高カロリー輸液をするつもりだ。」と言う。病状が更に悪化し、癌の苦しみに純恵は「死にたい」と漏らす。それを宮原は許すことが出来なかった。翌日純恵はカテーテルを引き抜き自殺を図る。生かそうとする宮原に富永は……。 最後の純恵の手紙は涙なしには読めなかった。この本の中で最高の話です。『父の足音』はいいや。

Posted by ブクログ

2013/02/24

初めて読む作家さん。 医療に関する短編集。最後の「父の足音」が好き。他の作品はちょっと物足りなかったかなあ。 巻末を読むと、現役のお医者さんで、過去にサントリーミステリー大賞を獲ったことがある方なのね。その作品を読んでみようかしら。

Posted by ブクログ

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