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ロバート・キャパ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2012/08/25 |
JAN | 9784562048618 |
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ロバート・キャパ
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4.3
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▼「ロバート・キャパ」ベルナール・ルブラン他著。2012年、原書房、太田佐絵子訳。キャパの人生を多くの写真と資料で辿る豪華大型本です。図書館で読みました。 ▼大和市の図書館「シリウス」に、家族みんなで月に2回くらい行きます。横浜から行くんで小一時間かかるし、電車や車の移動費を考...
▼「ロバート・キャパ」ベルナール・ルブラン他著。2012年、原書房、太田佐絵子訳。キャパの人生を多くの写真と資料で辿る豪華大型本です。図書館で読みました。 ▼大和市の図書館「シリウス」に、家族みんなで月に2回くらい行きます。横浜から行くんで小一時間かかるし、電車や車の移動費を考えると買った方が安いってこともあり得るんですが(笑)。ただ、非常にキレイで清潔で居心地が良い。大きい。書籍もげんなりするような汚いものは置いてない(多少ありますけれど)。スターバックスが入っていて、図書館中で飲んで構わない。これはもう、一部の種族にとっては天国なんです。(あと重要なのは、漫画本もきれいなものが多種多様に揃っていて、貸し出しは禁止だけど当然読める。小学生の子はこれを目当てに行けます) ▼閑話休題。同時並行でキャパの人生を追いながら、主に資料と写真を楽しむのはなかなか極楽気分。その上、この本は「メキシカン・スーツケース」の後の本なのです。 ▼2007年に、キャパや恋人ゲルダや友人が撮ったネガや手紙などが、大量にとあるスーツケースから発見されたんです。スーツケースは流れ流れてメキシコで発見されました。これが「メキシカン・スーツケース」。これで色々スペイン内戦時代の新事実が浮かび上がる。「崩れ落ちる兵士」のやらせ疑惑、あるいは撮影者疑惑などもまた別の角度から盛り上がる。これが2007年。キャパの評伝の定番である文春文庫のものは、これ以前のものなんですね。 ▼そもそもキャパの旅は「キャパの十字架」沢木耕太郎、を読もうかなと思ったところから始まっていて、恐らく「十字架」もメキシカン・スーツケースを受けての一冊だと思われるので、それについての準備運動をこの原書房の一冊でしてしまった感じ。
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キャパの伝記的写真集。 時代を追ってキャパと、その時々の仲間の写真や記事をたどる。キャパのアトリエの倉庫から見つかった膨大な量のネガ。その解明から知られていなかった写真や足跡も読み取る。 それでも、あの有名なスペイン内戦で撃たれた瞬間をとらえた写真のネガは、まだ見つかっていないら...
キャパの伝記的写真集。 時代を追ってキャパと、その時々の仲間の写真や記事をたどる。キャパのアトリエの倉庫から見つかった膨大な量のネガ。その解明から知られていなかった写真や足跡も読み取る。 それでも、あの有名なスペイン内戦で撃たれた瞬間をとらえた写真のネガは、まだ見つかっていないらしい。あの写真をめぐるいくつかの謎も未解決のまま。 それにしても、現在のような自動巻き上げもオートフォーカスもな飼った時代、この一瞬を逃さないキャパは、やっぱり天才なのだ!
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1954年5月25日。戦乱のインドシナでひとりのカメラマンが命を 失った。そこから、多くの伝説が始まった。 本名、エンドレ・エレネー・フリードマン。ハンガリー生まれの ユダヤ系であった彼は、ロバート・キャパとして世界の写真史 のみならず報道の歴史にその名を刻んでいる。 本書は...
1954年5月25日。戦乱のインドシナでひとりのカメラマンが命を 失った。そこから、多くの伝説が始まった。 本名、エンドレ・エレネー・フリードマン。ハンガリー生まれの ユダヤ系であった彼は、ロバート・キャパとして世界の写真史 のみならず報道の歴史にその名を刻んでいる。 本書は2007年に発見された「メキシカン・スーツケース」と呼ばれ る新資料と、キャパの死後に見つかった資料を元に、この偉大な 戦場カメラマンの軌跡を追っている。 キャパと言えばスペイン内戦時に撮影された「崩れ落ちる兵士」の 写真が有名だが、この写真についてはこれまでにも様々な議論がな されている。 銃弾に倒れる兵士。撮影された日時はいつなのか?この兵士は誰なのか? 否、演出された写真ではないのか? あまりにも有名なこの写真のネガは未だ発見されていないところから、 今後も謎は尽きないだろう。 ギャンブル好きでほら吹きで、それでも偉大な戦場カメラマンは生きて いる間に自らの伝説を作り、その死後にも大いなる謎を残して伝説の 中にいる。 2007年の新発見のように、今後もキャパに関する資料が見つかる可能性 もある。そのなかに失われたネガが含まれていれば、キャパに関する 謎が少しは解明されるかもしれない。 生涯に7万枚のネガを残した男は、インドシナで地雷の爆発に巻き込ま れた。40歳。あまりにも早過ぎる死であったが、それもまた伝説に一役 買っているのかもしれない。
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