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平将門と東国武士団 動乱の東国史1
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平将門と東国武士団 動乱の東国史1

鈴木哲雄【著】

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平将門と東国武士団 動乱の東国史1

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2012/08/25
JAN 9784642064408

平将門と東国武士団

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2024/08/13

昔から言われていた説も新しい研究(とは言え2012年の本なのでここから更に12年経っているが)でだいぶ変わっている。 平将門の乱について前後関係も含め詳しく解説されていて分かりやすい。 源頼光四天王については驚いた。坂田金時(金太郎)ばかりに目が行くが、渡辺綱こと源綱は将門とも衝...

昔から言われていた説も新しい研究(とは言え2012年の本なのでここから更に12年経っているが)でだいぶ変わっている。 平将門の乱について前後関係も含め詳しく解説されていて分かりやすい。 源頼光四天王については驚いた。坂田金時(金太郎)ばかりに目が行くが、渡辺綱こと源綱は将門とも衝突した嵯峨源氏で東国に移動してきた面々の一派。碓井貞光こと平貞道に至っては、和田氏や三浦氏の祖である。京で作ったこの人間関係(特に後者)が弟・頼信の東国下向の際に役立つ。 東国内ではっきりと主従関係が生まれるのは源義朝以降。従来の説、源頼義・義家親子と前九年の役・後三年の役からではない。実際は東北の面々が主体となって行われた戦である。 また、平忠常の乱や浅間山噴火からの復興に関し、鎌倉時代以降を彩る面々のご先祖様が奮闘している。いや、奮闘した者はそこに住む人達であり、その成果を力尽くで奪い勢力を大きくしていく。そして更に上位に位置する者達の争いが次の時代へと。

Posted by ブクログ

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