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ダメダメ人間 それでも走りつづけた半生記 MF文庫ダ・ヴィンチ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | メディアファクトリー |
発売年月日 | 2012/08/24 |
JAN | 9784840146883 |
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ダメダメ人間
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ダメダメ人間
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
単純に有名人が書いた本って感じではない。 一人の人間の挫折、迷い、自己嫌悪、成功、人生の全てが詰まっている。 読み進めると共感できる部分が多く、はっとさせられる。
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芸能人本にはよくあるパターンですが、 ミスターが好きな人以外は読んでも 一切面白くないと思います。 私もミスターがあまり好きではないので、 そんなに面白く無かったです。
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前作ダメ人間の続き。水曜どうでしょうのミスターこと鈴井貴之の三十代から現在までの物語。 鈴井貴之さんの苦悩や葛藤がとても伝わってくる。前作のようにダメ人間な部分は、成長し無くなり、どう生きるかを苦悩する部分が物語の中心になる。 前作との繋がりからこのような題名にしたんだろうが...
前作ダメ人間の続き。水曜どうでしょうのミスターこと鈴井貴之の三十代から現在までの物語。 鈴井貴之さんの苦悩や葛藤がとても伝わってくる。前作のようにダメ人間な部分は、成長し無くなり、どう生きるかを苦悩する部分が物語の中心になる。 前作との繋がりからこのような題名にしたんだろうが、最早ダメ人間ではない。 この人は、とても稀有な人生を送って来たと思う。 人から見れば、大泉洋などを要する事務所の社長で、水曜どうでしょうのミスターとしてもとても人気がある。どう見ても「成功」だろう。 しかし、(以下個人的な推測も含むが)事務所は嫁が作ったもの、おそらく事務所を大きくしたのも嫁だろう。 水曜どうでしょうも、どうしてもやりたくて始めた物ではない。しかも大泉洋はどんどん頭角を現して行き、自分より大泉洋と藤村を生かした方が番組が面白くなると気づいてしまう。その証拠にミスターはどんどん口数が少なくなっていく。 つまり、成功だと思われている物は他の人の手柄が大きい。もちろん自分もなくてはならない物だとはわかっているが、自分の力の証明にはならない。 自分が作った劇団や映画は一定の評価こそ受けるが、大成功とはとても言えない。自分の社員達はどんどん成功していく中、他の人から見れば、自分だけはいつまでたっても水曜どうでしょうのミスターであり、事務所の社長だ。 もちろん努力してきて、成果も残している。どう見ても成功者だろう。しかし、なんとなくカタルシスの得られない人生。 文章からそんな苦悩や葛藤がとても伝わって来る。 推測や妄想も多分に入るが、少なくとも僕はそう受け取った。 人生の意味や成功とは何かと考えることにおいても、とても良書だと思う。生きることに悩む全ての人にオススメしたい。
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