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上林曉傑作随筆集 故郷の本箱
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 鍬谷書店 |
発売年月日 | 2012/07/01 |
JAN | 9784904816066 |
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上林曉傑作随筆集 故郷の本箱
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酒・文学・将棋を愛する著者が綴る古本と文学の私小説。 中央線沿線には文士が多く住んでおりまた古本屋も沢山存在した。著者は改造社の編集記者時代から文学界に身を置き数々の作家と交流を重ね自身が作家となってからも阿佐ヶ谷界隈で酒席に古本屋廻りに将棋に様々な文士と付き合い刺激を受け最愛...
酒・文学・将棋を愛する著者が綴る古本と文学の私小説。 中央線沿線には文士が多く住んでおりまた古本屋も沢山存在した。著者は改造社の編集記者時代から文学界に身を置き数々の作家と交流を重ね自身が作家となってからも阿佐ヶ谷界隈で酒席に古本屋廻りに将棋に様々な文士と付き合い刺激を受け最愛の文学を追求して行く。 本書は吉祥寺の夏葉社が発行した上林暁物では2作目となります。1作目の”星を撒いた街”同様に山本善行氏が選んだ珠玉の小説・随筆を纏めた物ですが2作目の本書は同様に山本氏選ではあるが題名の如く本(古書)に纏わる随筆が多く編纂されてます。 著者は相当な愛書家で明治大正の文学誌の初版本を漁るのが日課で奥付けに再版と印刷されていると所有欲が無くなると言う程のマニアで時代が違っても蔵書癖人間は皆同じ種類だなと共感しまった。 飲酒が祟り病気となり文学一筋の生活を送り文学を愛し続け、無心に夢を寄せることが出来ないようでは、芸術(文学)は生まれて来ないのではないか、芸術(文学)とは生活上の夢の再現である。と語る。素晴しい!!!
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寝る前に少しずつ読んでやっと読了。静かでやさしい文調なのだけれど、なにかこう一本筋の通ったお人柄も感じつつ、しみじみ味わって読むことができました。またゆっくり読み返そうと思います。
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清廉で素朴な文章から、著者の素直で温かい人柄がにじみ出る随筆集。 著者の作品は「薔薇盗人」がすごく好きだが、随筆も味わいがあっていい。 「古本屋のおやじ」に出てくるSさんは山王書房の関口良雄さんじゃない?などとひそかに喜びながら読んでいたら、案の定、ここで「昔日の客」で関口氏と著...
清廉で素朴な文章から、著者の素直で温かい人柄がにじみ出る随筆集。 著者の作品は「薔薇盗人」がすごく好きだが、随筆も味わいがあっていい。 「古本屋のおやじ」に出てくるSさんは山王書房の関口良雄さんじゃない?などとひそかに喜びながら読んでいたら、案の定、ここで「昔日の客」で関口氏と著者の交流を読んだ読者が喜ぶであろうとの思惑もあったとの由。撰者の術中にはまった! 「小説を書きながらの感想」と題された章を読むと、著者がどれほど真摯に文学に向き合い、己を戒めて取り組んできたがよくわかる。 本を愛してやまない、文学を愛してやまない上林氏の思いが(そしてたぶん撰者も。そしてさらにこんなふうに付け加えていることが、著者が自分自身の文章をして「言葉が多くて歯切れが悪い、表現に率直さが足りない」と言わしめる、納得のいかない文章ということになるのだろうが)あふれる作品。
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