市民がつくった電力会社 ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命

田口理穂【著】

• 販売会社／発売会社: 大月書店
• 発売年月日: 2012/08/10
• JAN: 9784272330768

商品レビュー

2021/01/11

資料として

市民がつくった電力会社 : ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命
田口理穂 著
送電線?買えばいいじゃない。チェルノブイリの危機が親たちを動かした。小さな街の脱原発運動から、電力の地域独占をやぶりドイツ有数の自然エネルギー電力会社に。フクシマ以後の日本の未来を照らす希望のストーリー。
「BOOKデータベース」より

[目次]
第1章 福島原発の事故とドイツへの影響(チェルノブイリ原発事故から25年
国民が望んだ脱原発 ほか)
第2章 市民運動から電力会社設立へ(きっかけはチェルノブイリ原発の事故
自分たちの手で原子力のない社会を ほか)
第3章 シェーナウ電力会社のめざすもの(「人間的で、持続可能で、環境への負担が少ない」社会的企業
電力調達先と顧客 ほか)
第4章 市民参加こそ脱原発への道-ウルズラ・スラーデクさんへのインタビュー
第5章 ドイツのエネルギー政策と反原発運動(再初は歓迎された新エネルギー
電力市場の自由化により発電・送電・小売が分離 ほか)
「BOOKデータベース」より

大月書店　2012.8
ISBN 978-4-272-33076-8

2014/09/18

これは文句なしにオススメの本！すごいよシェーナウ！フクシマを持つ私たち日本人に勇気と光を与えてくれる、そんな本です。
勢い余ってブログに感想文書いたよ。読んでね！↓
http://zazamusi.blog103.fc2.com/blog-entry-764.html

2013/07/15

南ドイツ・シュバルト地方の小さななち、シェーナウにつくられた市民電力会社のものがたり。

これまでシェーナウ市の電力供給を担ってきたKWR（ラインフェルデン電力会社）の契約延長をめぐり行なわれた市民投票において、自然エネルギーを推奨するシェーナウの人たちの選挙活動について、印象的だったので、以下、抜粋。

”電力や環境についてだけでなく、医療や子育て、年金などのさまざまなテーマでも講演会を開き、そのさいに５分ほど電力の話をした。
人々は気軽に訪れ、大好評だった。
すべての人に自分から働きかけるのが難しいなら、相手から来てもらえるようにすればいい。
おもしろいテーマを見つければ、おのずから人は集まるのだ”