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司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/08/11 |
JAN | 9784062176149 |
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司法殺人
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
インタビューでの野崎弁護士は自分の責任逃れのために裁判所の批判をしているようにしか思えなかった。起こってしまった事実ありきで起こる前の判断を糾弾するのってずるい。まして自分も深く関わってることなのに。
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冤罪を起こす日本の司法の実態を、「疑わしきは罰せず」の意味と、その履き違えも指摘しながら明らかにする。 有罪とするのであれ無罪とするのであれ、判決は絶対のものだと考える強い性向を持つ裁判所、本当に恐ろしいと思った。
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罪を犯した/全く覚えがない、いずれの場合も容疑者として逮捕されてから先は絶望的であると感じた。 とにかく嫌疑を晴らすのは難しい。自白の強要や捏造を平気で行う警察や検察、裁く立場にある裁判官の生活感覚の欠如、被告席に立つ人間を見ずに事件だけを淡々と見ているにすぎない法廷の人々のなん...
罪を犯した/全く覚えがない、いずれの場合も容疑者として逮捕されてから先は絶望的であると感じた。 とにかく嫌疑を晴らすのは難しい。自白の強要や捏造を平気で行う警察や検察、裁く立場にある裁判官の生活感覚の欠如、被告席に立つ人間を見ずに事件だけを淡々と見ているにすぎない法廷の人々のなんとうすら寒いことか。ほんのひとつの事柄だけで死刑と無期の分かれ道になることなど、想像もできない。 そして今もなお冤罪にもかかわらず死刑囚として収監されている人々がいる事実。 職業裁判官ですらほとんど思考が停止している現状から考えると、裁判員制度は本当に大丈夫なんだろうか?と思わざるを得ない。
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