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焦茶色のパステル 新装版 講談社文庫
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焦茶色のパステル 新装版 講談社文庫

岡嶋二人【著】

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焦茶色のパステル 新装版 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/08/10
JAN 9784062773164

焦茶色のパステル 新装版

¥330

商品レビュー

3.6

24件のお客様レビュー

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2025/01/20

これは香苗さんが主人公だよねって確認しながら読みました。 まず夫が銃で撃たれて亡くなるというとてもショッキングなはじまり。でも冒頭からあるように夫婦間に(いや妻側?)溝がある関係性から泣いて取り乱す奥さんでは無い。でもそこは責める点ではなくて逆にそれだから話が進んでいった気がしま...

これは香苗さんが主人公だよねって確認しながら読みました。 まず夫が銃で撃たれて亡くなるというとてもショッキングなはじまり。でも冒頭からあるように夫婦間に(いや妻側?)溝がある関係性から泣いて取り乱す奥さんでは無い。でもそこは責める点ではなくて逆にそれだから話が進んでいった気がします。 ずっと引っ張ってくれたのは香苗の友人、香苗と違って探偵さん?と思える面白みにはまっていきました。 話が進むうちに馬や競走馬や繁殖の話に興味をひかれました。知らないことを知るのは楽しいことです。 事件の真実がわかった時、そんな大ごとの話だったのかと驚き、どうなるのかと思ううちにそうなったかという事件の終わり。とりあえず納得できる締め方でした。

Posted by ブクログ

2024/11/17

第28回江戸川乱歩賞を受賞した競走馬が絡むミステリー。昭和57年に書かれた本作だから、いろいろなところで時代を感じさせるが、競馬の世界については根本的なところは変わっていないのだろうか。 文庫本になった当時の赤茶けた本を古い書棚で見つけで読み返してみたが、主人公が友人とミステリー...

第28回江戸川乱歩賞を受賞した競走馬が絡むミステリー。昭和57年に書かれた本作だから、いろいろなところで時代を感じさせるが、競馬の世界については根本的なところは変わっていないのだろうか。 文庫本になった当時の赤茶けた本を古い書棚で見つけで読み返してみたが、主人公が友人とミステリーを順番に解き明かして行く、その過程で競走馬に関する基礎知識を説明して行くというストーリー展開がとても自然で読みやすい。殺人事件の裏にある大きな秘密が最後に明らかになる衝撃の結末もある意味では落ち着いて受け入れられるのは、この小説の良さであるだろう。 競馬にも推理小説にも関心がない人でも楽しめる、そんな岡嶋二人の名作。自分もここから彼らの作品に惹かれて読んでいったことを思い出した。

Posted by ブクログ

2024/08/04

競馬評論家の大友が東北の牧場で 牧場長とサラブレッドの母子とともに 銃で撃たれて死亡した。 その死に疑問を持った妻の香苗は 競馬業界の出版社に勤める 芙美子とともに真相を調べようとする。 裏には競馬界の大きな秘密が 隠されていることが判明し 彼女たちも何者かに狙われることに。 ...

競馬評論家の大友が東北の牧場で 牧場長とサラブレッドの母子とともに 銃で撃たれて死亡した。 その死に疑問を持った妻の香苗は 競馬業界の出版社に勤める 芙美子とともに真相を調べようとする。 裏には競馬界の大きな秘密が 隠されていることが判明し 彼女たちも何者かに狙われることに。 細かい記録を取り始める前に読んだ本を 再読してみることにしました。 だいたいの流れは覚えているけど 犯人を忘れていたので、楽しめた。 ちなみに競馬業界に詳しくなくても 香苗がまさにそうなので (夫の仕事に興味なかったタイプ) 一緒に芙美子からレクチャーしてもらえるから 気にしないで読めました〜。

Posted by ブクログ