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日本近代短篇小説選 昭和篇(1) 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2012/08/20 |
| JAN | 9784003119143 |
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日本近代短篇小説選 昭和篇(1)
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3.8
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鯉 井伏鱒二 キャラメル工場から 佐多稲子 死の素描 堀辰雄 機械 横光利一 いのちの初夜 北條民雄 家霊 岡本かの子 待つ 太宰治 文字禍 中島敦
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佐多稲子を本書で初めて知った。「キャラメル工場から」は昭和期の貧困家庭の少女の苦悩をよく描いている。中学生ぐらいの少女が工場に働きに出て家計を支えようとする姿は切実である。令和の一読者としては本作が貧困を基軸に書かれた小説に見えるが、これが「プロレタリア文学」と解釈される当時の...
佐多稲子を本書で初めて知った。「キャラメル工場から」は昭和期の貧困家庭の少女の苦悩をよく描いている。中学生ぐらいの少女が工場に働きに出て家計を支えようとする姿は切実である。令和の一読者としては本作が貧困を基軸に書かれた小説に見えるが、これが「プロレタリア文学」と解釈される当時の時代であれば少し話が変わってくる。プロレタリア文学としてこの作品を読むとすれば、この少女の貧困の姿から同情や悲哀といった弱々しい感情を持つのではなく、社会変革への勇気や階級そのものへの思慮が浮かび上がるべきなのかもしれない。 小林多喜二の「母たち」はかなりプロレタリア的だ。作中に描かれる母たちは社会主義活動によって投獄された活動家の母親である。特攻警察に対してその怒りをぶちまける母たちの口調、そして彼女らが示す憤怒といえる強い感情は、これもまた現代では見られないものだ。令和の時代ならば、警察権力に対して怒鳴り散らす行為は気狂いとも思われかねない。しかし、権力への服従と抑圧されている状況を良しとせず、真正面から対峙する母親達のような姿勢は現代おいて過剰なほどに薄れすぎてはいないか。 「機械」、「いのちの初夜」は有名かつ名作で、これらの作品をまた読ませてくれる点で本書は素晴らしいが、もっといいことは前述のようなあまり知られていない作家や埋もれている名作に触れる機会をつくっていることだろう。
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『キャラメル工場から』は、作者である佐多稲子の境遇と重なる部分が多い作品。貧困や女性の労働について考えさせられた。
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