The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 竹書房文庫

レベッカフレイン【脚本】, 佐野晶【編訳】

• 販売会社／発売会社: 竹書房
• 発売年月日: 2012/07/30
• JAN: 9784812490778

商品レビュー

2016/11/25

無知な私にはミャンマーとアウンサンスーチーについて知るのにベストな一冊。

1ページ目から、泣かせにきてるのが感じた。まんまと泣かされたよちくしょう！
想像を絶する民主化との闘いである。とてもリスペクトする。

本書を読みながら脳裏に毎回、私がミャンマーを訪れた時のタクシードライバーが言っていた"アウンサンスーチー is our hope"が再生されていました。

ぜひ人に勧めたい。

2012/11/11

映画のノベライズ。アウンサンスーチー、43歳でビルマ帰国後、家族と別居し民主化運動に身を捧げる。

映画が良かったと聞いて、行けなかったので、代わりに読んでみました。雰囲気はわかりました。

2012/09/02

(2012/9/1読了）映画のノベライズ？脚本？？
映画は言葉による説明は台詞でするしかなく、流れを妨げるものは、映像にゆだねるしかなくなる。映画を愛する人はそれが良いのだろうが、私は文字派なので、こうして文章で読むと、地の文で説明が読めて「ああ、そういうことだったんだ」と納得できてスッキリ。
映画でも相当泣いてしまったが本でも泣いた。
単なる男女の恋愛ものには全然そそられないのだが、こういう風に国を背負って立つとか社会的な使命を絡められるとものすごく響きます。
なんというか・・・日本は「失われた２０年」で最近はもうオワコンとか色々言われるけれど、でもやっぱり、日本ではいきなり強制連行されて強制労働させられるとか、そんな恐ろしいことは20年前も今も無いわけで・・・（過労死の問題などは、軍事政権による強制連行とは次元が違うでしょう）日本もアメリカもＥＵ諸国も、どこも「理想の国」には程遠くとも、少なくとも自由に読書し会話できること自体が素晴らしいのだということを久々に感じた。