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コットンをめぐる世界の旅 綿と人類の温かな関係、冷酷なグローバル経済
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2012/07/25 |
JAN | 9784861823978 |
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コットンをめぐる世界の旅
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コットンをめぐる世界の旅
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商品レビュー
2
3件のお客様レビュー
コットンに関する歴史の本だと思って読み始めたら期待外れ。 文字通り「世界の旅」なのね。 読まずに返します。
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1 マリ―織る、しゃべる、民営化する 2 アメリカ合衆国―ロビーに栄光あれ! 3 ブラジル―未来農園 4 エジプト―やわらかさについて 5 ウズベキスタン―雪からの贈り物 6 中国―共産主義のキャピタリズム 7 フランス―最前線
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※このレビューにはネタバレを含みます
エリック・オルセナ『コットンをめぐる世界の旅』作品社、読了。本書は綿花をキーワードに世界経済とグローバリゼーションを考察する。近代資本主義の原動力は綿花の加工である。フランスを代表する作家が世界各地を訪れ、綿花についての歴史と現在へと思索をはせる異色の一冊。抜群に面白い。 第1章はフランスの武力介入で話題となっているのマリ。かつては現地の人々が綿花を摘みそれを織って利用したが、今や綿花は輸出され衣料品となって戻ってくる。ちなみに繊維公社にフランス政府は40%の出資をしているという。 本書は綿花という「モノ」をキーワードにグローバリゼーションの由来と現実を叙述する一冊だが、興味深いのは、グローバリゼーションを、人間の物語として語っている点だろう。モノに関わる人々の息遣いが鮮やかな一冊だ。経済の意味を再考させられる。
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