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この世のメドレー
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この世のメドレー

町田康【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞社
発売年月日 2012/07/30
JAN 9784620107868

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商品レビュー

3.9

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みんなの感想まとめ
  • ユーモア満載の葛藤
  • リズミカルな文章
  • 超然とした自己探求
  • ひねくれキャラクターの論争
  • 笑いと共感のストーリー
  • 流れるような読後感
  • 登場人物の本気と失敗
  • 世俗的価値観との対立
  • 短編形式の楽しさ
  • 続編への期待感

リズミカルでユーモアに満ちた文章が特徴のこの作品は、世俗的な自分と超然としたい自分との葛藤を描いています。町田さんらしい独特の視点から、登場人物たちの屁理屈ややり取りが繰り広げられ、思わず笑ってしまう瞬間が多くあります。短い作品であればさらに楽しめたかもしれないという意見もありますが、流れるような読後感と共に、登場人物の本気や失敗が持つ苦痛も描かれています。ひねくれたキャラクターたちの論争は、読者を引き込む要素となっており、続編への期待感も高まります。全体として、笑いと共感を呼ぶストーリーが展開され、思わずページをめくりたくなる魅力があります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2017/10/17

「ぼくはなんか重大な使命を負ってる、なんて考えない方がいいよ。そういうのをね、袂君、教えてあげよう。自意識過剰、っていうんだよ。若い人に多いのだが、稀に、ごく稀に、君のような三十半ばを過ぎてもまぁそんなことを言っている人が居るんだ。多くは不幸な人生を送っている。」 「啓示という...

「ぼくはなんか重大な使命を負ってる、なんて考えない方がいいよ。そういうのをね、袂君、教えてあげよう。自意識過剰、っていうんだよ。若い人に多いのだが、稀に、ごく稀に、君のような三十半ばを過ぎてもまぁそんなことを言っている人が居るんだ。多くは不幸な人生を送っている。」 「啓示というと、なんか神からの重要なメッセージ、みたいな感じがしますが、余のようなアホバカ恩知らずの、脳髄がゼリー状に溶けて正常な状況判断ができなくなっている三文小説書きは、啓示るという言葉を口にするだけで罰が当たって死にます。」 「まさか。余のごときものが祝福されるはずがないじゃないですか。余は全人民に笑われながら六千億年苦しみ続けるのが確定済みのハナクソのできそこないですからね!」 『そうして心が狭いことをなんとかしなければならない、と心狭く思っているからこそ、そんなことを言うのであり、人間とはそもそも心が狭いもの、という事実を心広く受け入れている人間の方がよほど心が広いのである。』 『夢と現実の違いなんて、絹ごし豆腐と木綿豆腐くらいの違いでしかなく、どちらも潰れやすいのだよ。』 『そう人間は常に半分半分の気持ちを抱いて生きているのだ。 自分だけが助かりたい気持ち半分、身を捨てて人の役に立ちたい気持ち半分。 愛する気持ち半分、憎む気持ち半分。 そばを食べない気持ち半分、うどんを食べない気持ち半分。』 「ひとつきいていいですか」 「いいに決まってるじゃねぇか。俺たちは生まれたときは別々だけど死ぬときは一緒、って固く誓ったポコランポコランズのメンバーなんだぜ」 「いや、誓ってないんですけどね。」 「そうなんだ。要するにロックってのは生き様なんだよ。月水金とロックして、火木土は休む、とか、そんなパートタイムみたいなロックじゃダメなんだ。やっぱ、月火水木金、とフルタイムでロックしなきゃいけないんだよ」 「土日はどうすんだよ」 「土日は休みに決まってるだろ」 「休むのかよ」 「そんなことで怒りはしない、怒りはしないが、社会が、こういう若い人に対しては一定の教育的配慮を必要としていることを理解している。なので、自分自身を社会的な装置と見なして、人が怒ったときと同じ反応を示す、ということをする場合がある。それをいましているということですな。」 『余は超然者などではなかった。余はただのバカモノであった。 ほんと、シンプルにそれだけ。自分がいろんなことを説明するのが面倒くさいので、「ほんと、シンプルに塩と胡椒で、素材の味を生かして」とか言ってる料理家のように、シンプルにそれだけを認めよう。』

Posted by ブクログ

2017/02/27

超然として暮らしたいと思いつつ、結局一番世俗的なところが恥ずかしくって残念な人の話。相変わらずの文章力もあいまって一瞬で読んでしまった。本気でやって失敗するって苦痛だよね。できれば超然としてすべてを下に見ながら生きたいね。でも無理だよね。人の本気を笑うな!

Posted by ブクログ

2015/12/23

余と快君の屁理屈の嵐に爆笑。双方共にひねくれまくっているので論破するのは困難だろう(笑)どつぼ超絶の余シリーズ続編

Posted by ブクログ

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