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僕の妹は漢字が読める(5) HJ文庫
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僕の妹は漢字が読める(5) HJ文庫

かじいたかし【著】

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僕の妹は漢字が読める(5) HJ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ホビージャパン
発売年月日 2012/07/31
JAN 9784798604374

僕の妹は漢字が読める(5)

¥220

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2016/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 シリーズを通して、自分とは違う存在を認めることの大切さが描き続けられていたと思う。  例えば「おにいちゃんのあかちゃんうみたい」というタイトルの本が文学だったり、主人公の書く物語が誰にも理解されない記号文で描かれていたり、未来人がパンストだったり、といった過剰なイロモノ感を全て、文化的寛容さなんていう真っ当な結論へ結び付けられることに驚きを感じた。  サブヒロイン達の掘り下げが甘いのは気にかかるが、メインヒロインである義妹についてはしっかりと心情が書き込まれていたので○。  未来の世界の描写では、オーウェルの「1984」なんかを思い出してしまった。もちろんあんなに深刻な描き方はされてはいないが、二次元総理とかビックブラザーっぽいもん。でもカワイイから許す。  たとえ人間が滅びてしまって、パンストが支配する世の中になってもいいと言い切れるくらいには自分も文化に寛容でありたいと思いました。

Posted by ブクログ

2012/10/01

5巻読了。 ついに完結。 結構アレな表層、それでいて実は通底する硬派な文学論的テーマ。 最終巻に至り、それは時間と空間を超え、いっそ壮大ですらあった。 ラストも納得の帰結。シリアスってほどではないけども、ちょっとホロリときた。 最序盤の頃はホントにもうどうしよう…てくらいなアレ...

5巻読了。 ついに完結。 結構アレな表層、それでいて実は通底する硬派な文学論的テーマ。 最終巻に至り、それは時間と空間を超え、いっそ壮大ですらあった。 ラストも納得の帰結。シリアスってほどではないけども、ちょっとホロリときた。 最序盤の頃はホントにもうどうしよう…てくらいなアレだったんですけどね…なんでもちゃんと最後まで読んで見るものです(笑

Posted by ブクログ

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