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白のころ マーブルC
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白のころ マーブルC

三田織(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ソフトライン(東京漫画社)
発売年月日 2012/07/25
JAN 9784864420563

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商品レビュー

4.1

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2018/01/24

BL漫画の短編集。 セクシャルマイノリティものではなく、ほのぼの系日常BL。 だけど、「まほうのおくすり」の親子関係が妙にリアルでなんかうわーってなった。 Xメンのキュアみたいなおくすりをつくりたいおかあさんの息子の話。 描き方は重くない。おかあさんも自己否定もつらいこともみんな...

BL漫画の短編集。 セクシャルマイノリティものではなく、ほのぼの系日常BL。 だけど、「まほうのおくすり」の親子関係が妙にリアルでなんかうわーってなった。 Xメンのキュアみたいなおくすりをつくりたいおかあさんの息子の話。 描き方は重くない。おかあさんも自己否定もつらいこともみんな回想だからかな。 でも受け取るマイノリティとしてはずしっとくる。 おかあさん(主たる保護者)からの言葉って子供にとってはすごい重みがある。 お母さんは子供に幸せになってほしいから普通にさせようとするし、「そんなんじゃ幸せになれない」のを恐れて、自分にできることをしようとする。 でも、そんなのは子供からしたら「お前は幸せになれない」という呪いにしかならない。 今ここにいるその子を否定するやり方は呪いでしかないけれど、でもこの話の「おくすり」の材料は恥や断罪ではなくあくまで子の幸せを祈るもので、やさしい。 重くて、やりきれなくて、でも愛なのは本当で、切り捨てにくくて苦しい。 主人公があんまり苦しんでない(トラウマ萌えな描き方じゃない)からちょっとほっとする。 娘の安全や幸せを願って女性差別を再生産してしまう母親たちの話、たとえば割礼だったり結婚圧力だったり『タブー』http://booklog.jp/users/melancholideaの話だったりを連想する。

Posted by ブクログ

2015/03/23

全体を通して雰囲気がいい。とても好きな作品たちです。 表題作の太一の成長にかなりびっくりしましたが、こういう子いるなーと納得したり、こういう戸惑いってあるなーと若さを思ったり。 登場人物ひとりひとりが自然に、身近に存在しそうな子たちで、とても愛しいです。 デビュー作の「まほうのく...

全体を通して雰囲気がいい。とても好きな作品たちです。 表題作の太一の成長にかなりびっくりしましたが、こういう子いるなーと納得したり、こういう戸惑いってあるなーと若さを思ったり。 登場人物ひとりひとりが自然に、身近に存在しそうな子たちで、とても愛しいです。 デビュー作の「まほうのくすり」は、母の愛情がかなしくて、お母さんはこころから息子のためを思ってるんだなと感じて、いつかお母さんも含めて3人で食事してほしいです。

Posted by ブクログ

2014/09/15

か、かわいい(泣)ぜんぶかわいい(泣) 短編5作。表題作の白のころの方言、備後弁かなぁ私のしゃべり方に97%似てるw

Posted by ブクログ

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