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フェリックスとゼルダ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2012/07/21 |
JAN | 9784751522240 |
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フェリックスとゼルダ
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルと装丁からは想像もできなかったが、本書はナチスドイツが跋扈していた時期のポーランドにおける、一人の少年と一人の少女のお話。全ての章が「昔、ぼくは」という大きなフォントから始まる、少年の一人称で語られていく物語。 タイトルにもある主人公、フェリックス少年はポーランドの孤児院で父親と母親の帰りを待ち続ける男の子。子どもらしい語り口で、随所に父親と母親への思慕を隠すことなく表現していて、そのいじらしさを想うだけで愛おしく、心が苦しくなる。 過酷な現実の中で常に展開される、フェリックスの無邪気で無垢であまりにも楽天的な空想の数々には時折ウンザリすることもあるが、ナチス時代の異常な世界において、このぐらいの楽天性と妄想力が無ければ、常人が瘴気を保って生きていくことはできなかったのではないだろうか、という気もする。 タイトルにあるもう一人の主人公、ゼルダは物語の中盤からフェリックスと行動を共にする。少女ゼルダはフェリックスよりもさらに幼く、しかし大人びた口調でフェリックスや周囲の子どもたち、大人たちに接していく。彼女がフェリックスと一緒に歩いていくようになった理由も語られており、これもやはりナチス政権下では日常茶飯事のように起きていたことだと思われるが、そのむごさ、残酷さには目をそむけたくなる。 読むこと、知ることが辛いテーマの小説ではありながら、読み始めると止まらずに読み続けたくなる迫力とエネルギーが満ちている。限りなくノンフィクションに近いフィクションとして、かつて存在した残酷と狂気を知ることができる後ろめたいエンターテインメントとして、読む価値は充分。 実は、この作品はこの一冊では終わらないらしい。続編は既に邦訳されて刊行されている。そちらも手に入れて読んでみたい。フェリックスとゼルダに、どんな酷薄な現実が待ち受けているのか。フェリックスとゼルダは、きっと強く生きてくれていると信じて、続編を読んでみたい。
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人は、それがルールだと決められたら、どんな残酷なことでもできるのか。自分がそういう状況に置かれたら、いったいどうすればいいのだろう。こういう事は二度と起こしてはいけない。
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読書感想文の課題図書で読みました。 ポーランドが舞台でユダヤ人がナチスに迫害される物語です。 映画[life is beautful] と重なり号泣します‼ 絶対に読んで欲しい本です!
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