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フラガールと犬のチョコ 東日本大震災で被災した犬の物語
定価 ¥1,430
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ハート出版 |
発売年月日 | 2012/07/17 |
JAN | 9784892959127 |
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フラガールと犬のチョコ
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フラガールと犬のチョコ
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
先日テレビドラマでやってました。 図書館に行ったら偶然、見かけたので、 ついつい手に取り、読んでみました。 かいつまんであらすじをいいますと、 小学生のときに、常磐ハワイアンセンターへ行き、 フラガールに憧れた福島在住の主人公梨江さん。 そのうちに憧れだけでなく、本気でフラガー...
先日テレビドラマでやってました。 図書館に行ったら偶然、見かけたので、 ついつい手に取り、読んでみました。 かいつまんであらすじをいいますと、 小学生のときに、常磐ハワイアンセンターへ行き、 フラガールに憧れた福島在住の主人公梨江さん。 そのうちに憧れだけでなく、本気でフラガールになろうと決心します。 そして梨江さんが高校生になったころ、 梨江さんの家に子犬がやってきました。 それが、柴犬とヨークシャテリアの雑種のチョコでした。 この日から梨江さんはチョコをかわいがりながら ひたすらフラガールをめざしてがんばりました。 念願のフラガールになれたと思ったのに、 あの、3.11が突然やってきました。 大地震ばかりか、 福島にはその後急に町からの退去命令が出されました。 寮生活の梨江さんがやっと家族から詳しい情報を聞いたのは もうずいぶんあとのことでした。 すぐ戻るつもりで家をでたので、 ペットたちは当然置き去りにされています。 自宅の庭に繋がれたチョコは大丈夫なのか、 気になって仕方がない梨江さんは 一時帰宅が許されるやいなや、いちもくさんにチョコを捜しにいきました。 さいわいにも雑草を食べて生きていたチョコ。 梨江さん、嬉し涙がとまりません。 ほっとしましたが、まだ連れて帰るわけにいかず、 ごはんと水をいっぱいおいて、再びチョコと別れることに。 その後、チョコはご主人たちを探して行方不明に・・・。 チョコの安否がわからないまま 一生懸命にフラガールをつづける梨江さんは どんなにチョコが心配だったことでしょう。 やっとチョコが動物愛護センターの人に保護され、 安全な場所で預かってもらえることができて 本当にホットしたと思います。 最後はチョコと一緒に暮らせるようになりますが、 それまでは犬も人も我慢、我慢の毎日だったことでしょう。 この作品は、児童向きに書かれていますので、 比較的気分よく読めましたが、 置き去りにされたペットたちの現状はすさまじいものでしょう。 人も動物も もう二度と同じような哀しみや寂しさに遭遇したくないです。 ドラマよりも本の方がなんだか、じんとしました。
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ハワイアンズのフラレッスンで先生をして下さった、フラガールのリーダー・モアナ梨江さんと、 彼女が実家で飼ってる犬のチョコちゃんの涙溢れる感動的な実話。 今もチョコちゃんや福島のペット達がどうか元気でいてくれますように・・・。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目8箇所。「最近は、きじが鳴くのう。 昔の人は、”きじが鳴く時は、大きな地震が来るから気をつけろ”とよくいっていたもの。だから大地震がくるはず、みんなは地震がきたら庭の竹やぶへ逃げるんだぞ。」。日本政府は、各家で飼っている犬や猫の小動物をはじめ、酪農家が育てていた牛、馬、豚、にわとり、ひつじなども「警戒区域」から連れ出すことを禁止すると発表をしていました、ですから、人間は避難することができても動物たちを連れて帰ることができなかったのです。「でもここでクルマをとめたら、チョコとの別れがもっとつらくなる。がまんをしなくちゃ。チョコ、かならずむかえにくるからね。ごめんね、ごめんね。」。「あなた方はみなさんに希望と夢と美を見せる人間です。プロダンサーとして、見てくださる方たちに生きるよろこびや元気を与えなければなりません。わかりますね?」、「舞台の上では、どんなにつらくても笑顔をわすれないこと。そして熱く、美しく、希望をもって、自分の思いを伝えてください。」。今回の震災では私たちが助け合うのは、炭鉱人ではなく、日本人です、「一国一家」というくらいの強い気持ちで、みんなで力を合わせてがんばっていきましょう。
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