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災害弱者と情報弱者 3・11後、何が見過ごされたのか 筑摩選書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/07/14 |
JAN | 9784480015464 |
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災害弱者と情報弱者
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災害弱者と情報弱者
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
1 災害弱者ー3・11被害とその背景にある社会 2 情報弱者ー震災をめぐる情報の格差 3 震災後3か月間の情報多様性 終 「私たちが持つべき視点」の獲得に向けて
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限界があるとはいえ、ウェブメディアよりも新聞の方が多様であるという意外な調査結果が出ていることは興味深い。しかし、タイトルの災害弱者と情報弱者の実態にはあまり踏み込めていないように感じた。今後の調査に期待。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
震災後のメディアと住民のかかわりについて俯瞰できる。 是正すべき情報格差と捉えるか、進化系統のちがいととらえるか 情報格差= ① 個人の情報入手/利用環境の状況に付随する情報環境の格差 高齢者、収入、東北は特に岩手 被害格差、経済格とリンク 情報格差は支援呼び込み格差にもつながった ② メディアに取り上げられる/関心を持たれる情報・トピックスをめぐる格差 全体の傾向【メディアの部分的機能が失われていたことや分業化などさまざまな制約により被災地では総体として「情報の断片化」が起こっていた】 ※平常時ならばメディアに流れる情報はバラバラながら重なり合っている(のりしろ):情報の統合困難な状態→口コミによりつなぎ合わせ 「口コミ」:情報のつなぎ合わせ/関東では流言が悲劇をまねいた/口コミが最良かつ確実な情報であった!! 「インターネット」:情報のつなぎ合わせ機能(とくにSNS、メールと電話も普通に2、3日+電池)震災直後から接続できる環境 「石巻日日新聞」:震災後6日間にわたって手書きの壁新聞 メディアの分業:仙台市の例 河北新報-地元情報(ガソリンの残存状況、医療機関) 全国紙東北支社−現地の情報を全国に向けて伝える+救援状況の状況(マクロな情報) ラジオ−震災後の利用率は一番高かった(51%)AM, 地元FM地域密着型の情報を不眠不休で伝える テレビ、ワンセグ(電気復旧(格差あり)後)-ローカル(地元情報) <ラジオで情報把握→テレビで実態を知る> あまりにも生々しい映像は被災者にとって辛いものになり見ていられなかったとするひとも 全国報道 地震→原発へ (津波は増減を繰り返しながら安定している) Kamada-kawai アルゴリズム ぬまでぃの論文 原発によってほかのこと(地震、津波)がみえづらく →ブログ(kizashi.jp)にも影響 地震・津波→原発事故→低線量被爆、内部被爆 住民の意見形成:他のメディアからの強い影響、依存関係 ☆ 情報多様性(CDI)の測定(Voakes 1996) ~情報コンテンツの種類。各コンテンツ種に含まれる情報量、全体の情報量 ☆スピアマン順位相関係数(Spearman’s Rank Correlation Coefficient)
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