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ぼくらは都市を愛していた
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ぼくらは都市を愛していた

神林長平【著】

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ぼくらは都市を愛していた

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2012/07/06
JAN 9784022508959

ぼくらは都市を愛していた

¥220

商品レビュー

3.7

36件のお客様レビュー

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2018/11/13

 強い、強い物語だった。  これが、「物語の力」というものだろう。  今までの作品とは明らかに異なるテイスト。  しかし、その根底にあるものの質感は、なにひとつ変わっていない。  二つの世界が重なり合った瞬間からの展開は、神林長平の真骨頂だろう。  この複雑な構造を、破綻なく...

 強い、強い物語だった。  これが、「物語の力」というものだろう。  今までの作品とは明らかに異なるテイスト。  しかし、その根底にあるものの質感は、なにひとつ変わっていない。  二つの世界が重なり合った瞬間からの展開は、神林長平の真骨頂だろう。  この複雑な構造を、破綻なく結末まで駆動し、物語を書き切る力。  その圧倒的な才能の前に、ただ翻弄されることしかできない。  これが、読書をする、ということの本質であり、答え、なのだろう。  神林氏の進化は、留まることを知らないな、と実感させられた。

Posted by ブクログ

2017/11/07

文章量が多くページを捲るたびに正直げんなりした。この苦行を超えた先には、2つの視点で描写される別々の世界についての説明があり、難解だがそれなりの収束感はあるが、それに見合うかどうか。読みにくいわけじゃないけど過剰な説明口調とも感じられる文体が好みに合うかどうかですね。

Posted by ブクログ

2017/05/25

わたしとは何か、他人とは何か。 都市とは、人人の意識で作られているモノだとして、 その中で自分と云う存在を、他者の存在に頼らず証明する事が出来るのか。もし、できなければ… 最後の一行まで神林長平さんらしい長編でした(ミリも豊富でしたし!) 至福のひと時。 文庫版は解説も良い...

わたしとは何か、他人とは何か。 都市とは、人人の意識で作られているモノだとして、 その中で自分と云う存在を、他者の存在に頼らず証明する事が出来るのか。もし、できなければ… 最後の一行まで神林長平さんらしい長編でした(ミリも豊富でしたし!) 至福のひと時。 文庫版は解説も良い部分を抜き出してくださって居て、良いなあと思ったんですが、「男と女の話だ」で括るのはどうかとも。 間違いじゃないけど、そこじゃないような。

Posted by ブクログ

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