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五行歌集 フクシマに立つ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 市井社 |
発売年月日 | 2012/07/01 |
JAN | 9784882081180 |
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五行歌集 フクシマに立つ
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半世紀の苦闘に隠れ フクシマがある この敗北にひるまず 老いに鞭打ち 正論を吐く 作者は、半世紀も反原発・脱原発運動に関わってきた方らしい。その真摯な姿勢には感動するが、金太郎飴のようにどのページをめくっても似たような反原発・脱原発の「正論」が続く。1冊まるごと五行の反原発・...
半世紀の苦闘に隠れ フクシマがある この敗北にひるまず 老いに鞭打ち 正論を吐く 作者は、半世紀も反原発・脱原発運動に関わってきた方らしい。その真摯な姿勢には感動するが、金太郎飴のようにどのページをめくっても似たような反原発・脱原発の「正論」が続く。1冊まるごと五行の反原発・脱原発キャッチフレーズで埋めるなら、作品を絞って薄い冊子にし、多量に配って学校などに配るといったことのほうが、作者の主旨に叶ってはいないだろうか。過剰な思いの言いっ放しは、逆効果になることもある。世間の眼は、作者の思いに斟酌などしないものだ。 詩人でない 私が 詩を書く それでよいのだ 遠くが見える 残念ながら、その遠くが読者には十分見えてこない。詩を手抜きの道具にしてはいなかっただろうか。やはり、こういうテーマは詩様のものだけではなく、きちんとした言葉でもって語ってもらいたかった。氏には、引き出せるだけの十分なポケットがあるはずだ。 思いやよし。反原発・脱原発のまくらにちょいと引用するにも便利だろう。しかし、その便利さ、手軽さが、歌集としては課題となるところでもあるように思われた。
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五十年前から反核・反原発を掲げて戦ってきた著者が、いま、東日本大震災の福島を憂いて、85歳の作者は、歌で立ち上がった。 フクシマを忘れない、忘れてはいけない。 その思いと怒りと情熱にあふれた一冊。 小さな種を 蒔いて五十年 漸く 脱原発の 緑が広がる 喉元過ぎれば 熱さを...
五十年前から反核・反原発を掲げて戦ってきた著者が、いま、東日本大震災の福島を憂いて、85歳の作者は、歌で立ち上がった。 フクシマを忘れない、忘れてはいけない。 その思いと怒りと情熱にあふれた一冊。 小さな種を 蒔いて五十年 漸く 脱原発の 緑が広がる 喉元過ぎれば 熱さを忘れる フクシマは それを許さない 脱原発の世紀に向う ◆装丁メイキングストーリーはこちら↓ http://shiduku.cocolog-nifty.com/heart/2012/08/post-ab99.html
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フクシマを忘れない! 忘れてはいけない! 行動に代えて歌で警告した渾身の歌集! 戦後まもない頃、反核、反原発運動をしていた一人の青年が、政治家となり、生涯賭けて、反核・反原発を掲げて闘ってきた。だが、その闘いは報われず、国家は平和利用の名の下、この国を原子力国家ともいうべき姿...
フクシマを忘れない! 忘れてはいけない! 行動に代えて歌で警告した渾身の歌集! 戦後まもない頃、反核、反原発運動をしていた一人の青年が、政治家となり、生涯賭けて、反核・反原発を掲げて闘ってきた。だが、その闘いは報われず、国家は平和利用の名の下、この国を原子力国家ともいうべき姿に育ててきた。 政治家は、高齢となり、引退して、詩歌を書いた。 そこへ、二〇一一年三月十一日、東日本大震災が日本を襲い、東北地方を襲った津波被害だけでなく、まさに世界を震撼させる「人工災害」が日本を襲った。引退した政治家はどうする。 彼は、五行歌を書いた。 (草壁焔太 跋より) 「誤りはない」 専門家が神話にすがり 批判を許さない 原発は軍部と同じ道を 歩んだ 間違っているのは私か と迷いながら 長い年月を歩んで来た 今不幸な福島に遭遇し 立証された正論を悲しむ 小さな種を 蒔いて五十年 漸く 脱原発の 緑が広がる 喉元過ぎれば 熱さを忘れる フクシマは それを許さない 脱原発の世紀に向う
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