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逢魔が時のものがたり ティーンズ文学館

巣山ひろみ【作】, 町田尚子【絵】

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定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学研教育出版/学研マーケティング
発売年月日 2012/07/12
JAN 9784052035890

逢魔が時のものがたり

¥605

商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2023/05/20

日が落ちてなお、明るさの残る黄昏時とはいえ、隣の子の顔がよく見えないだけで、今いる世界が変わってしまったような怖さを覚えてしまう、そんな逢魔が時に起こる、怖くて不思議なお話を、猫とホラーを描かせたら天下一品の、「町田尚子」さんの絵ということで、借りてみました。 とはいっても、そ...

日が落ちてなお、明るさの残る黄昏時とはいえ、隣の子の顔がよく見えないだけで、今いる世界が変わってしまったような怖さを覚えてしまう、そんな逢魔が時に起こる、怖くて不思議なお話を、猫とホラーを描かせたら天下一品の、「町田尚子」さんの絵ということで、借りてみました。 とはいっても、そこは『ティーンズ文学館』というシリーズの児童書の為、怖さというよりは、小学生高学年あたりの子が、純粋さの塊から抜け出して、ちょっと背伸びしたがる時期にぶつかるであろう、家族や友人関係の悩みと上手く絡ませた、丁寧なストーリー展開に特徴があり、その中には、本心とは裏腹に、つい冷たい口調で突き放してしまう、兄弟のあり方であったり、孫に厳しいおばあさんの、その内に抱えた悲しみが、娘時代の母親のあるひとつの後悔と関わっていたりと、それを解決するため、不思議な要素が必要不可欠となっている点には、読んでいて納得させられるものがありました。 また、物語の構成も、本編を読む内に、そこでの謎が徐々に明らかになっていくプロローグや、各話に必ずひとつずつ登場する異なる花に加え、話同士に世界の繋がりがあったり、表紙と裏表紙の絵も本編を読み終えた後には味わい深いものになったりと、とにかく作りが丁寧なのが印象的で、大人が読んで物足りないのもやむを得ない、そこは児童の為の児童書として、きっちり作られている点が素晴らしいのだからと感じました。

Posted by ブクログ

2020/09/21

昼と夜とが入り交じり、斜陽に照らされ、向こう側に立つものが誰かもわからぬ、逢魔が時。曖昧なその時間には人があちらに迷い混むこともある。魔物がこちらに紛れ込むこともある。しかし、それは怖いことばかりではない。児童書の棚より。子供向けの少しだけ怖い、不思議な話が五話。どれも、夕日を見...

昼と夜とが入り交じり、斜陽に照らされ、向こう側に立つものが誰かもわからぬ、逢魔が時。曖昧なその時間には人があちらに迷い混むこともある。魔物がこちらに紛れ込むこともある。しかし、それは怖いことばかりではない。児童書の棚より。子供向けの少しだけ怖い、不思議な話が五話。どれも、夕日を見たときの少しだけ切ないような、感動するような気分になる。ふとした瞬間にあちら側に迷い込んでしまった彼ら。妖怪や、魔物とすれ違ってしまった彼ら。怖い思いもしただろう、でもそれ以上に彼らは得られたものがあった。

Posted by ブクログ

2013/08/14

不思議なお話がつまってました(^^) ちょっと怪談話のような気がしましたが、教訓みたいなものが入っているので怖くなかったです(^-^)v

Posted by ブクログ

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