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キャラクターズ 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2012/07/06 |
JAN | 9784309411613 |
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
ただの荒唐無稽で馬鹿な話 のっけから日本の反私小説が展開されてゐて、うんざりした。そんなことは丸谷才一がとうにやってきたことで、小谷野敦が書いているとほり、日本ではすでに私小説が壊滅的になってゐるのにもかかはらず私小説批判をする頓珍漢にすぎない。だから《セックスと死と「私」の小...
ただの荒唐無稽で馬鹿な話 のっけから日本の反私小説が展開されてゐて、うんざりした。そんなことは丸谷才一がとうにやってきたことで、小谷野敦が書いているとほり、日本ではすでに私小説が壊滅的になってゐるのにもかかはらず私小説批判をする頓珍漢にすぎない。だから《セックスと死と「私」の小説が勝利を収めて》はゐないし、第一ここでいふ勝利とは何か? だいたい私小説は海外にもあるから、日本独自のものだといふ言説は誤りであって、さういふ点を含めてこの小説内批評は誤謬に満ちてゐるし、この作者らはあまり文学に教養がないのだなと思った。 文庫の中森明夫の解説も真面目ではなく、始終思ひ出話に昂じるだけだ。一種のほめごろしのやうな気もする。 〈追記〉その後2014年の文學界の筒井康隆と東浩紀の対談を読んだが、相変らず東はリアリズム小説は時代特異的に読まれるだけで世の中に残らないと言ってゐて、ぢゃあトルストイの戦争と平和はリアリズムではないのかと思った。
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2007年~オタクがマイノリティからマジョリティに移行する過渡期の雰囲気を切り取っていた。 酒!性!みたいな文壇のイメージって今だとピンとこないよな。どうかな?昔の文人は昔のルールに合わせていて、今は今の雰囲気に則っていると言えばそう。何者かになるということは、ルールを把握してそ...
2007年~オタクがマイノリティからマジョリティに移行する過渡期の雰囲気を切り取っていた。 酒!性!みたいな文壇のイメージって今だとピンとこないよな。どうかな?昔の文人は昔のルールに合わせていて、今は今の雰囲気に則っていると言えばそう。何者かになるということは、ルールを把握してその中で点数を稼ぐということなんだった。昭和的なルールは色々と脱構築したい。 解釈の余地は無し。一つだけ己が胸に立ち上った"幽霊"の声を書き記すなら、ラストで爆破された文化人に思うことがあるんだろうかと。けど一番アレっぽいのは著作だけ出てきて名前に触れられていない人とか。
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作者のバックボーンでリアリティを担保するようなゴシップ趣味と通じる私小説が幅を利かす純文学に対する気鋭の批評家とラノベ作家の当てこすり。文壇とか文学の潮流とかに興味があれば面白いかもしれない。が、書き手や批評家でも無い限り、狭い世界の当てこすり。代替のもっと大きい作品を提示しない...
作者のバックボーンでリアリティを担保するようなゴシップ趣味と通じる私小説が幅を利かす純文学に対する気鋭の批評家とラノベ作家の当てこすり。文壇とか文学の潮流とかに興味があれば面白いかもしれない。が、書き手や批評家でも無い限り、狭い世界の当てこすり。代替のもっと大きい作品を提示しないと駄目なんだろうけどそこを小説の形式でやったという寸法。かのような私小説には否定的なので基本的な部分は共感できるのだけれど、それらも含めてポン。ポイじゃない。ポン。ポイとは捨てる。だから拾うこともできるかもしれない。ポンというのは消えるので、拾えない。これら一切合切のやりとりをポンしたくなった。そういう意味で、いい本。迷わず書けよ、書けばわかるさ。みたいな気分になれた。
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