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喜多川歌麿女絵草紙 新装版 文春文庫
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喜多川歌麿女絵草紙 新装版 文春文庫

藤沢周平【著】

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喜多川歌麿女絵草紙 新装版 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2012/07/10
JAN 9784167192549

喜多川歌麿女絵草紙 新装版

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商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2023/09/22

浮世絵師しかも歌麿は、著者のイメージとは異なるため、今まで未読だった。 しかし、あとがきで著者は「歌麿の好色の絵師といった図式には賛成しかね」、その「レッテルをはがしてみるというような天邪鬼な気分から生まれた」と記している。 6編からなる連作短編で、絵の対象として様々な女性が登場...

浮世絵師しかも歌麿は、著者のイメージとは異なるため、今まで未読だった。 しかし、あとがきで著者は「歌麿の好色の絵師といった図式には賛成しかね」、その「レッテルをはがしてみるというような天邪鬼な気分から生まれた」と記している。 6編からなる連作短編で、絵の対象として様々な女性が登場し、それぞれ印象深い。 著者は、彼女らを通して、時代背景と一人のアーティストの生き方を浮き彫りにする。 全編を通して歌麿と関係するのが、歌麿と微妙な関係を持ち長年傍に使える愛弟子の千代。さらに、歌麿の画才を見抜いている事業家蔦屋重三郎と、彼の番頭をしている若き日の滝沢馬琴。 再来年、大河ドラマになるとか。

Posted by ブクログ

2022/12/27

喜多川歌麿のことはそんなに詳しく知りませんでしたが、とても楽しく読むことができました。 人情噺のようなものが多く、とても心が和みました。 一方で、絵師としての歌麿の気概や憂いも感じられて、ますます歌麿の描いた絵に興味が湧きました。

Posted by ブクログ

2021/11/06

2012年第1刷、文藝春秋の文春文庫。あとがき有、解説は蓬田やすひろ(談・イラストレーター)。喜多川歌麿を主人公とした連作。この作者の主流な作品群とは少し毛色が異なる。美人画の歌麿らしいが(この辺の文化のことはよく知らない)芸術家としての姿勢を書いているとみると、面白いのではない...

2012年第1刷、文藝春秋の文春文庫。あとがき有、解説は蓬田やすひろ(談・イラストレーター)。喜多川歌麿を主人公とした連作。この作者の主流な作品群とは少し毛色が異なる。美人画の歌麿らしいが(この辺の文化のことはよく知らない)芸術家としての姿勢を書いているとみると、面白いのではないか。全盛期から衰えを意識する部分を書いているのもその表れかな。 1982年7月の文春文庫の新装版。「藤沢周平全集」第14巻が底本。 初出誌:『オール讀物』1975年6月号から76年4月号まで「歌麿おんな絵暦」として題して連載、単行本:1975年5月「喜多川歌麿女絵草子」と改題して青樹社より発行

Posted by ブクログ

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