ペコロスの母に会いに行く コミックエッセイ

岡野雄一【著】

• 販売会社／発売会社: 西日本新聞社
• 発売年月日: 2012/06/29
• JAN: 9784816708534

商品レビュー

2024/05/14

志望学部・職種：社会福祉関係
ここがオススメ！：僕は将来社会福祉関係の職業に就きたいためこの本を選びました。この本は映画化もされています。認知症のお母さんとその息子について描かれていて、お母さんが認知症になりながらも、息子にとって思い通りに行かなくても、怒ることなく愛で包み込むという話です。ボケてしまうのも悪くないことだと感じた。また、漫画のようにかかれているので、比較的読みやすいかと思います。

2024/02/11

人生の重荷を捨てて軽くなったお母さんの笑顔と
人生の重荷を知らない赤ちゃんの笑顔がすれ違う
文書とシーンが良かった

2022/12/26

義母のプチ介護を始めた妻が図書館で借りて来た一冊。
2013年に映画にもなったそうだ。
漫画の絵が可愛い。
60歳を超えて漫画家デビューを果たした著書の作らしい。
80代半ばを過ぎ、夫を亡くし、徐々に認知症が進む著者の母と著者との触れ合いを綴った、何処か可笑しく、物悲しく、ちょっぴり切ない、でも愛らしいエピソードの数々。親子4代にも亘る家族の歴史や愛憎、絆が描かれる。
その後アマゾンで映画も観た。約2時間の尺の中で、原作の漫画だとつい読み飛ばしてしまう辛い内容や切ないエピソードも、映画だと見逃すワケにも行かずじっくり観てしまうと、原作を読むより少々辛く切ない印象になってしまった。

後日の追記：
同じ著者による「ペコロス」シリーズ続編？を2冊読んだ。
残念ながら、その2冊とも、第1作となる本作と重複するエピソードやモチーフが一度ならず幾度も登場し、少なからず興を削ぐ。それでも著者本人にすれば、こうして続編を出版することが、故人たちや家族らに捧ぐ＆遺す意味合いもあるのだろうけれど、少なくとも読み手の一人としては、新たな本に加わる価値や感動は殆ど無かったと云っていい。他にまだ同題の続編もあるようだが、もう読まないことにした。