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タマゾン川 多摩川でいのちを考える
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タマゾン川 多摩川でいのちを考える

山崎充哲【著】

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タマゾン川 多摩川でいのちを考える

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 旬報社
発売年月日 2012/06/27
JAN 9784845112692

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商品レビュー

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2024/05/04

いっときは汚染が非常に酷かった多摩川が綺麗になってきた。ところが、そこに住み始めている生物はかなりの外来種が生息している。これは、元々はそれらを飼っていた飼い主が多摩川に廃棄したことが原因になっている。その結果、本来生息してほしい鮎とかが犠牲になっている。あるべき姿の多摩川にすべ...

いっときは汚染が非常に酷かった多摩川が綺麗になってきた。ところが、そこに住み始めている生物はかなりの外来種が生息している。これは、元々はそれらを飼っていた飼い主が多摩川に廃棄したことが原因になっている。その結果、本来生息してほしい鮎とかが犠牲になっている。あるべき姿の多摩川にすべく生態調査をしてあまりの多くの外来種、特にアマゾン川に生息している種が多いのため、タマゾン川と名付けられた。

Posted by ブクログ

2023/06/17

タマゾン川は流行語大賞候補だったのか。知らなかった。 まだ池の水を抜いたりしてなかった時代の話だと思います。 駆除じゃなくて、保護。 彼らに罪はないから。 だけどそれには莫大なコストが必要になる。 駆除でもそうなんだから、なおさらよね。 自分たちが生きるために改変した自然。 その...

タマゾン川は流行語大賞候補だったのか。知らなかった。 まだ池の水を抜いたりしてなかった時代の話だと思います。 駆除じゃなくて、保護。 彼らに罪はないから。 だけどそれには莫大なコストが必要になる。 駆除でもそうなんだから、なおさらよね。 自分たちが生きるために改変した自然。 その責任をしっかりとるなら、そりゃもちろんコストがかかる。 著者は2021年に亡くなっていらっしゃいます。 その後の活動はどう継続されているのでしょうね。

Posted by ブクログ

2023/01/25

自然環境コンサルタントの著者が、多摩川を調査し、綺麗な川を取り戻し水の生き物を保護しようとするドキュメンタリー。 冒頭で書かれる多摩川の調査で出てきた水の生物達の国際色豊かだった。 南北アメリア、オセアニア、アジア、ヨーロッパ、アフリカ…。 やはりインパクトが強いのはアマゾン川...

自然環境コンサルタントの著者が、多摩川を調査し、綺麗な川を取り戻し水の生き物を保護しようとするドキュメンタリー。 冒頭で書かれる多摩川の調査で出てきた水の生物達の国際色豊かだった。 南北アメリア、オセアニア、アジア、ヨーロッパ、アフリカ…。 やはりインパクトが強いのはアマゾン川にいるような熱帯魚や肉食魚たち。ピラニア、アロワナ、グッピー…これではタマ川でなくてタマゾン川ではないか! この「日本の川にアマゾン川の生物がいるぞ」は、世界各国のテレビ局から取材が来たそうだ。 多摩川は、山梨県の笠取山から始まり、東京、神奈川を通り羽田河口に抜ける、全長138キロ、日本で五番目に長い一級河川だ。 綺麗だった多摩川は、高度成長期に汚染や公害病が起き、外来種も増加していった。 問題視した東京都が排水処理を作っていったため、徐々にきれいになっている。 多摩川の水のうち、支流や湧き水はせいぜい二割、残りの八割は家庭からの下水だという。下水処理場の優秀さよ…。 多摩川で見つかった外来種たちはだいたいが飼えなくなったペットの放流だ。外来種というのは外国の動物というだけでなく、日本の別の場所の生物も含まれる。「多摩川のメダカが減っているなら、〇〇川でとったうちのメダカを放してあげよう」と本人は好意のつもりで別の場所の生物を放つのは、結局は多摩川在来のメダカを減らすことになってしまう。 しかし外来種といって捕まえて殺すことは忍びない、自分たちが来たくてきたのではないのだから。著者は多摩川で捕まえた外来種たちを展示したり、里親探し始めた。これはなかなか有益だなあと思った。外来種が増えての弊害として、食物連鎖が壊れて生物同士で攻撃しあってしまうことがある。多摩川で捕まえた魚たちも、目が潰れていたり、ヒレがちぎれていたりしているものが多い。それらを治療して保護して水族館などで展示することにより「ペットを無責任に放してはいけないんだ」と自分でわかるようになる。 また「おさかなポスト」というシステムも始めた。「多摩川に放したり、捨てたり、殺したりするなら、ここに入れてください」と水の生物を受け入れるものだ。できれば放して終わりではなく、たまには様子を見たり餌をあげに来てほしい、と言っている。飼えなくなって泣く泣く放したのであれば飼い主もたまに会いに来られますね。 こんな怪我した動物たちへの治療や触れ方も書かれている。 ヒレがぼろぼろになった魚はヒレをハサミで切って消毒するとまた生えてくるんだそうだ。亀の甲羅に血管が通っているので子亀のうちから触れ合っているとちゃんと飼い主と心が通じる。 多摩川を通して、川が汚れること、外来種を放つことがなぜいけないのか、動物とのふれあい方、発電のこと、エコがなぜ大切か、自分たちができること、目に見えて分かりやすい良い本だった。

Posted by ブクログ

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