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オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く 今日も地元チームが勝つホントの理由
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2012/06/11 |
JAN | 9784478015445 |
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オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く
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商品レビュー
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12件のお客様レビュー
統計、数字を用いてスポーツを分析した本。伝統的に使われてきたスポーツ格言の妥当性や、粗っぽく使われているスタッツの正しい使い方を示したりする。 著者のうちの1人は行動経済学者であるが、行動経済学を用いて分析しているのは一部分にとどまる。 しかし、その「一部分」が本書の中で目を引...
統計、数字を用いてスポーツを分析した本。伝統的に使われてきたスポーツ格言の妥当性や、粗っぽく使われているスタッツの正しい使い方を示したりする。 著者のうちの1人は行動経済学者であるが、行動経済学を用いて分析しているのは一部分にとどまる。 しかし、その「一部分」が本書の中で目を引く部分である。 行動経済学的な分析によると、審判も人間である以上、その行動は(無意識のうちに)バイアスがかかっているという。 そのバイアスによって、(無意識に)ホームチームに有利な判定がなされ、ホームチームの勝率が高いことの主要因となっている。 サッカーではプレミアリーグ、ラ・リーガ、ブンデスリーガ、セリエA、MLSのいずれにおいても審判のバイアスがあるが、それは ・観客が多いほどいっそうはっきり表れる ・しかし、陸上競技場で行われる試合では半減する ということが観測されているという。 (平塚競技場を本拠地にするサッカーチームを応援する立場としては看過できない結果) 行動経済学による説明は多くないが、統計を使ってあれこれ説明するのは面白い。 ドワイト・ハワードは数多くのブロックショットを記録しているが、各プレイの価値を考慮すると数は少なくてもティム・ダンカンのほうが評価されることになる、とか。 あと、MLBでは観客数が多く収入が安定しているチームはリーグ優勝する頻度が高いのに、カブスが「外れ値」になっていることも分析している。 シカゴ・カブスのファンとしての自虐ネタなんだろうが。
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とてもとても面白いのですが、、、NFLとMLBとNBAを相当期間見ていないと伝わらないかも。下にリンク貼りますが、初手から「2007年シーズンのスーパーボウルのイーライ・マニングからデビッド・タイリーへのパスプレイは、サックの判定が妥当」だよ。僕も知らない話や選手が多かったので、...
とてもとても面白いのですが、、、NFLとMLBとNBAを相当期間見ていないと伝わらないかも。下にリンク貼りますが、初手から「2007年シーズンのスーパーボウルのイーライ・マニングからデビッド・タイリーへのパスプレイは、サックの判定が妥当」だよ。僕も知らない話や選手が多かったので、100%楽しめたとは言えず。「不作為バイアス」と、「みんなが見たいゲームを作り出すために審判が何をするか」についての本。もう少し短くまとめたほうが良かったなあ。最も感心したのは翻訳の巧みさ。凄く読みやすい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
スポーツに従事するものにとって必読な一冊。 <費やした時間> 飛び飛びで2週間 この本に書かれている全てのことを知っておくと、間違いなく仕事の役に立つ。 応援は戦力だ。何処かのチームがそんなキャッチでファンクラブ会員を集めていた。私は建前上そう信じているふりをしていたけど、実は応援は戦力だ。大観衆の声援によって選手のパフォーマンスは変わらないけど、審判にプレッシャーをかけることができる。それによってホームアドヴァンテージが生まれる。なるほどなあ。ここがこの本で一番響いた点。
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