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ソーシャルインフルエンス 戦略PR×ソーシャルメディアの設計図 アスキー新書215
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2012/06/11 |
JAN | 9784048864435 |
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ソーシャルインフルエンス
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商品レビュー
4.1
14件のお客様レビュー
昨秋に読んだ本田哲也氏の『新版戦略PR』が面白かったので、手にした一冊。 これまた、前著に輪をかけて面白い。帯の惹句では、広告・PR・マーケティング業界向けのように書いてあるけれども、かなりていねいに書かれてあるので、この業界でないヒトが読んでも分かりやすい。 ポイントは「自分ゴ...
昨秋に読んだ本田哲也氏の『新版戦略PR』が面白かったので、手にした一冊。 これまた、前著に輪をかけて面白い。帯の惹句では、広告・PR・マーケティング業界向けのように書いてあるけれども、かなりていねいに書かれてあるので、この業界でないヒトが読んでも分かりやすい。 ポイントは「自分ゴト×仲間ゴト×世の中ゴト」でいかに設計してゆくか、ということ。これをやろうと思うと、広告・PR・マーケティングのどれか一つだけでは絶対にできない。業界同士でコラボするとか、人材の流動性を高めて複数の専門性を持つ人を増やすとか、そういう流れになっていくのかもしれない。 本書のポイントとは少しずれるけれども、ワタシがいちばん印象に残ったのは「消費者の関心×認知マップ」。このマップで導き出される命題は、無意識的スルーされる「無関心」という層に属する消費者にいかに関心を持ってもらうか、ということ。でも、先日読んだ『閉じこもるインターネット』の指摘では、グーグルやフェイスブックはその「無関心」を増長させる方向に動いている。戦略PRの立場からすると、ソーシャルメディアは強力な味方であり、強力な敵でもあるんだろう。
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ソーシャルインフルエンスを生み出す肝となる要素として、「自分ゴト」「仲間ゴト」「世の中ゴト」の3つをあげている。 「『自分ゴト』とは、世の中にあふれる大量の情報の中で、『自分のための情報(商品)である』と感じるもの」 「『仲間ゴト』とは、仲間なら誰でも知っている状態のこと」 「『...
ソーシャルインフルエンスを生み出す肝となる要素として、「自分ゴト」「仲間ゴト」「世の中ゴト」の3つをあげている。 「『自分ゴト』とは、世の中にあふれる大量の情報の中で、『自分のための情報(商品)である』と感じるもの」 「『仲間ゴト』とは、仲間なら誰でも知っている状態のこと」 「『世の中ゴト』とは、誰と話しても多くの人が興味関心を持っている状態のこと」 この3つの要素をキーワードとして、ソーシャルインフルエンスを最大化させる「ソーシャルメディア×デジタル×戦略PR×広告」の最適な組み合わせ方を解説する。 意外だったのは、言われてみれば当たり前でもあるのだが、「ソーシャルメディアで『世の中ゴト』はつくることはできない」と言い切っていること。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・あなたの「企て」によって世の中を動かす「新しい時代の影響力、世の中を動かす新しいチカラ」それが「ソーシャルインフルエンス」 ・多くの人に(商品やサービスを)購入してもらうためには、消費者の「他人ゴト」を「自分ゴト」→」仲間ゴト」→」世の中ゴト」へと変える必要がある。消費者の間にある「こんなことをしたい」「こんなものがほしい」といった空気から「戦略PR」で「カジュアル世論」を形成し、消費者に「気づき」を与え、「買う理由ができた状態」の消費者に、「あなたが探している商品はこれではないですか?」と解決策を広告で示すという連携がある。ソーシャルメディアこそが、これからの最大のパートナーであり、ソーシャルインフルエンスの本領が発揮される。 ・2012年6月12日初版発行ですが、ソーシャルメディアに、ツイッター、フェイスブックと並んでミクシィが紹介されているところに、時の流れを感じるものの、その「戦略PRの一環として、ソーシャルインフルエンスを活用する(方法)」内容は、中々重要なものでした。 ・日本には、ツイッター公園、フェイスブック公園、ミクシィ公園などがあるらしい。そしてスケールは小さいかもしれないけれども、こうして読「Booklog公園」で楽しんでいる私たちも、インフルエンサーやエバンジェリストの一人である。
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