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通貨を考える ちくま新書
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通貨を考える ちくま新書

中北徹【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2012/06/05
JAN 9784480066695

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2019/05/03

ユーロ危機は何を物語るのか◆通貨と金融、そして、財政の関係◆国際通貨と為替変動◆クロスボーダー決済◆アジア経済圏と通貨戦略 著者:中北徹(1951-)〈国際経済学・金融論〉[一橋大学経済学部→ケンブリッジ大学大学院]東洋大学経済学部教授

Posted by ブクログ

2016/03/06

少々書かれた時点は古いが、結局の所リーマンショック以降の金融資本主義では抜本的に解決された事態は殆どないので、2012年に書かれたこの本の内容は2016年の現在でも妥当するものが多い。 例えば、アメリカの財政赤字を日本その他の経常黒字国がファイナンスするという図式がもはや持続可...

少々書かれた時点は古いが、結局の所リーマンショック以降の金融資本主義では抜本的に解決された事態は殆どないので、2012年に書かれたこの本の内容は2016年の現在でも妥当するものが多い。 例えば、アメリカの財政赤字を日本その他の経常黒字国がファイナンスするという図式がもはや持続可能でないのは、今行われている大統領予備選を見てもよくわかる。この図式が成り立つのは本書にあるように、アメリカに魅力的な金融商品が多数あり、また強いドルを背景に海外からの多額の資金が常にアメリカ国内に滞留するからだが、当然この前提として常に投資を惹きつけられる高度な金融商品を開発するためのインセンティブが、ウォールストリートのトップエグゼクティブ達にふんだんに与えられなければならない。当然彼らのサラリーはスカイロケットし、貧富の差は破滅的な水準にまで拡大する。その結果圧搾された中流階級以下の人々が(自ら名誉あることではないと認めながらも)その資格を欠くことが明白な人物を大統領選挙に担ぎ出さねばならなくなるのだ。 その意味でも(必要以上にアメリカをスポイルしないためにも)本書の主張通り、日本や中国、韓国のような経常黒字国が通貨協定を結び、ドル以外に保有通貨の分散を図るのは大きな意味があると思う。未だに日韓の通貨協定を日本から韓国への一方的な便益供与だと考えている人にぜひ読んでもらいたいのだが…。

Posted by ブクログ

2014/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] いま、国際金融の構造が揺らぎ、次々に新しい問題が湧出している。 「円高が続くのはなぜか」「ユーロ危機はなぜくすぶり続けるのか」「人民元の国際化はすすむのか」。 こうした議論の補助線として、「財政」と「決済」という側面に光をあて、まったく新しい観点から国際金融を問いなおす。 ケインズやハイエクの議論を参照しながら、「これから何ができるのか」を考える未来志向の経済学。 [ 目次 ] 第1章 ユーロ危機は何を物語るのか―通貨戦略の実相をみる(ユーロ危機の実状;ユーロ危機発生の背景;ユーロ危機の分析;今後の展望) 第2章 通貨と金融、そして、財政の関係(財政と通貨危機;財政統合と通貨の問題;通貨危機、財政危機、金融危機) 第3章 国際通貨と為替変動―ブレトンウッズ体制からのパラダイムシフト(国際金融のニュー・アプローチ;共通通貨vs.複数通貨;為替レートの変動とリスクへの対処) 第4章 クロスボーダー決済(国際決済の仕組みとその特徴;外国為替市場とその決済機能;国際決済からみた基軸通貨とは?) 第5章 アジア経済圏と通貨戦略(ドル基軸通貨体制とレジーム・シフト;日中間での通貨金融協力の可能性;日本にとっての通貨戦略―円の国際化) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

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