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新島八重の維新 青春新書INTELLIGENCE
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青春出版社 |
発売年月日 | 2012/06/04 |
JAN | 9784413043601 |
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新島八重の維新
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
同志社創設者・新島襄の妻・八重の評判は、当時からあまり芳しくなかった。 襄が望んだこととはいえ、人前で夫の名前を呼び捨てにする、夫より先に人力車に乗る、和服であるのに帽子を被って靴を履くなどの言動が反発を買う。当時同志社の学生だった徳富蘇峰は八重に「鵺(ぬえ)」というあだ名をつけた。 同志社英学校の教師・ディヴィスによると、八重は生活全般をお手伝いさんに頼っていたという(p.43)。 「戦争上がりのお転婆娘」を自称する八重は、江戸時代以来の伝統的な慣習に拘束され、家庭内に閉じ込められていた女性たちに対し、西洋社会を模範として社会に進出することを望んでいた。いかなる批判を浴びようと、自ら率先して範を垂れたということであろうか。新島襄は八重を「あることをなすのが自分の務めだと一旦確信すると、もう誰をも畏れません」といい、その凜々しく清い生き方を「ハンサム」(live handsomely)と評する。 襄の死後3か月後(1890年4月)、八重は日本赤十字社に入社して従軍看護婦となり、日清戦争では広島で4か月、日露戦争では大阪で2か月、傷病兵の看護にあたった。この功績に対し民間女性では初めて勲七等宝冠章、勲六等宝冠章を受賞している。 同志社の創設期を支えたこともさることながら、八重の歴史的役割とは明治維新後の新時代において、女性の社会進出・活躍を身を以て示したことに求められるといえそうだ。
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2013.8.28~9.2 読了 八重の生涯について過不足なくまとまっている。種々のエピソードも会津時代、京都時代それぞれについて漏れなく紹介されており、大河ドラマ「八重の桜」のネタ本か、と思われるほど。
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子どもの頃に染み付いた会津藩士の心を持ち続け、いろんなことを学び極めていく八重さん、どのような人と出会い、どのような出来事を体験し、人生を歩んでいったのかがわかってきた。人と違うことをし続けることは心の強さがないとできない。八重さんは本当にハンサムな生き方だと思う。他人にどう思わ...
子どもの頃に染み付いた会津藩士の心を持ち続け、いろんなことを学び極めていく八重さん、どのような人と出会い、どのような出来事を体験し、人生を歩んでいったのかがわかってきた。人と違うことをし続けることは心の強さがないとできない。八重さんは本当にハンサムな生き方だと思う。他人にどう思われようと気にしないというのもかっこいい。 始めは読みにくいなと感じたが、最終的には八重さんと周辺の人々、その歴史的な背景について知ることができたので良かった。幕末の歴史についてかなり疎いことにも気づかされたので、関連する書籍をもっと読んでみたい。兄覚馬、夫襄、大山捨松や津田梅子、徳川家など、知りたい人も増えたし、戊辰戦争、大政奉還、桜田門外の変、坂下門外の変などの出来事についても知りたいと思う。
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