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古代ローマとの対話 「歴史感」のすすめ 岩波現代文庫 学術267
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/06/18 |
JAN | 9784006002671 |
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古代ローマとの対話
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岩波現代文庫 本村凌二 「古代ローマとの対話」 共和制ローマから東ローマ帝国滅亡までの歴史エッセイ 少し言い過ぎな論調 *一神教には何か欠陥がある *モーセ=エジプト人説 *イエス=仏教徒説 *ギリシア人の知は、プラトンとアリストテレスを最高峰として、後は転落の一途 *...
岩波現代文庫 本村凌二 「古代ローマとの対話」 共和制ローマから東ローマ帝国滅亡までの歴史エッセイ 少し言い過ぎな論調 *一神教には何か欠陥がある *モーセ=エジプト人説 *イエス=仏教徒説 *ギリシア人の知は、プラトンとアリストテレスを最高峰として、後は転落の一途 *ローマ人の生き方「父祖の遺風」は、新渡戸稲造「武士道」 丸山真男「ローマ帝国史には、人類の経験の全てがつまっている」は その通りだと思う 日本が近代化に成功した理由は、識字率が高いから アジアの各地が欧米列強に屈したなかにあって、日本だけが西洋文明に圧倒されず、それを吸収して咀嚼する力を備えていたため 都市国家ローマが大帝国をなすことができた理由 *ローマ人の生き方「父祖の遺風」 *ローマ人が政治家に求めている資質は、権威を持って政治を行うこと ヒルティ「人間のすべての性質のなかで、嫉妬は一番みにくいもの、虚栄心は一番危険なものである」 カエサル「中立を守ってどちらの側にもくみしない人を味方とみなす」 ストア哲学 *自分の内なる世界を満ち足りたものにすることで 際限のない欲望の無意味さを知る *できるだけ大衆を避けよ〜他人の目を気にしながら多忙な生活を送ることが、いかに無益なことか ローマ史の中で時代を画する出来事 *前146年 ポエニ戦争終結し、ローマの脅威であったカルタゴが破壊 *212年 カラカラ帝が帝国内に住む全てにローマ市民権を付与した 「世界史を振り返れば、社会構造が不安定になるほど〜拡大することによって安定になろうとする傾向がある」 ディオクレティアヌス帝 *政情を安定させ辺境を平穏にするため、二人の正帝と二人の副帝による四分治制がしかれる *偉人であるのに、キリスト教を迫害したため、後世の人に人気がない ビザンツ帝国(東ローマ帝国)の世界史的な役割 *イスラム勢力からキリスト教世界を防衛 *ビザンツ帝国は、中世に残存しまローマ帝国であり、コンスタンティノープルは第二のローマである *ユスティニアヌス帝の治世が繁栄期をむかえ、ビザンツ帝国は一千年も存続した 「すべての道はコンスタンティノープルから出ずる」
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おもしろかったと思う。 単純に世界史を学ぶというのではなく、現代の世情と比較したり、著者の創作もあったり、楽しい読本という感じがした。 古代ローマなど、今の自分に何の関りもない・・・と思えば、手にしないかもしれないが、過去と現在を行ったり来たりするのですから、おもしろい。 「イエ...
おもしろかったと思う。 単純に世界史を学ぶというのではなく、現代の世情と比較したり、著者の創作もあったり、楽しい読本という感じがした。 古代ローマなど、今の自分に何の関りもない・・・と思えば、手にしないかもしれないが、過去と現在を行ったり来たりするのですから、おもしろい。 「イエスは仏教徒だった」などという空想もまたおもしろいかも・・・・。
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