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果てなき渇望 ボディビルに憑かれた人々 草思社文庫

増田晶文【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2012/06/04
JAN 9784794219039

果てなき渇望

¥220

商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2023/05/04

100冊ビブリオバトル@オンライン第8ゲームで紹介された本です。オンライン開催。 2020.08.22〜23

Posted by ブクログ

2020/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ようやく読むことのできた本。 一部匿名で出てくるものがありますが すでに該当人物は大会履歴を見てしまえば 容易に特定可能ですし特定されています。 やはり一番言われるのは禁止薬物ですね。 私も鍛えている人(大会には出んよ)の 一人ではありますがあれを使ったものは 正直「気持ち悪い」に尽きるんですよね。 不自然なんですよ。 その一方で生涯競技としての ボディビルも出てきます。 この作品が出た当時は今のようにSNSも 動画投稿サイトも発達していなかったので より一層視線は厳しかったはずです。 レジェンドですらやっかみを受けるほどだったんですから…

Posted by ブクログ

2019/07/09

ボディービルに取り組む(取り憑かれたとも言える)人達を扱ったノンフィクション。ボディービルと言えば、正直なところマイナースポーツという印象は否定できないと思います。この競技を、男性ビルダー、女性ビルダー、ドーピング、生涯スポーツという4つの面から描いています。 より大きな筋肉を得...

ボディービルに取り組む(取り憑かれたとも言える)人達を扱ったノンフィクション。ボディービルと言えば、正直なところマイナースポーツという印象は否定できないと思います。この競技を、男性ビルダー、女性ビルダー、ドーピング、生涯スポーツという4つの面から描いています。 より大きな筋肉を得るために内蔵にダメージを被るまで追い込むトレーニングに取り組み、体脂肪を落としつつ筋肉を落とさないために食事制限と減量を並行して進め、コンテスト前にはより筋肉を際立たせるためにボクサー並みの減量や水分の制限にまで取り組む男性ビルダーの様子。 より大きな筋肉を欲しつつもコンテストでは”女性らしさ”を求められ、自分の体の理想像と、コンテストで求められる美しさとのギャップに悩む女性ビルダー。 究極の体形を求めて、自らの健康を阻害することを承知の上で禁止薬物を利用する男性ビルダー。理想的な筋肉を得る事を目的とするなら、薬物の効果は絶大で、それ故にボディービルはオリンピック種目にそぐわないとまで言い切る様子に共感はできませんが、そこまで分かったうえで禁止薬物の使用を続けるのなら、それはその人の生き方の問題なのかなとも思えます。 ただし大部分のボディービルダーはドーピング検査をきちんと受けて、禁止薬物とは無縁の競技生活を続けていることを付記しておきます。上述したのはあくまでも極端なケースです。 ”世間がグロテスクと嗤うなら、それでもいい。むしろ世間の基準から大きく逸脱した肉体である方がうれしい。”このように自らの望みを語る男性ビルダー。なかなかマスコミで取り上げられることのない競技の実情に、ここまで深く掘り下げたノンフィクションは滅多にお目にかかれません。20年近く前に出版された本なので、ボディービル界の現情とは乖離しているかもしれませんが、興味深く読めました。ちなみに本書は2000年文藝春秋ベストスポーツノンフィクション第1位受賞作です。

Posted by ブクログ

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