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源氏と平家の誕生 祥伝社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2012/06/02 |
JAN | 9784396112783 |
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源氏と平家の誕生
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源氏と平家の誕生
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源平は臣籍降下により生まれた姓である。臣籍降下は天皇になる見込みがないから自立させることである。 藤原鎌足、不比等と祖とする藤原氏は大友氏や蘇我氏ら他の豪族を排除し、藤原氏のみが栄達することを企図した。鎌足は人質として送られた渡来人であった。 軍事力に勝る東国と繋がりのある豪族を...
源平は臣籍降下により生まれた姓である。臣籍降下は天皇になる見込みがないから自立させることである。 藤原鎌足、不比等と祖とする藤原氏は大友氏や蘇我氏ら他の豪族を排除し、藤原氏のみが栄達することを企図した。鎌足は人質として送られた渡来人であった。 軍事力に勝る東国と繋がりのある豪族を潰すため、東国を野蛮な蝦夷とレッテルを張り、軍事貴族である源平を派遣して統治した。藤原氏は天皇家からも恐れられ嫌われた一族であった。 白河天皇は実子鳥羽天皇の后を寝取り子を産ませた。崇徳天皇である。崇徳は鳥羽から嫌われ、異母兄弟の近衛が天皇に即位する。近衛死後、崇徳は我が子の即位を望んだが鳥羽法皇に拒否され、兄弟の後白河が即位した。 鳥羽死後、崇徳と摂関家藤原忠実、その子頼長は行き詰まり源為義らと白川邸を占拠する。後白河には為義の子義朝がつき、後白河が勝った。崇徳は讃岐に流され、頼長は死亡、為義は死刑となった。義朝は父を死刑にしたことになる。これが保元の乱である。この乱で力を得たのが後白河、信西、平清盛である。 藤原信頼は後白河の寵愛を受け出世したが能力は今ひとつだった。後白河の子二条天皇を擁し、平清盛不在を狙い、二条殿を襲撃、信西を捕縛しようとした。この時源義朝は信頼についた。信西は逃亡中自害した。後白河まで幽閉する。清盛は信頼と義朝を追討した。これが平治の乱である。清和源氏は敗れ、伊勢平氏が武家の棟梁の地位を獲得した。 乱後二条天皇と後白河上皇の権力争いが起きるが二条が死に、後白河、清盛体制となる。 延暦寺の僧が尾張国主に暴行される事件が起き、僧たちは京に強訴する。後白河は一旦僧たちの訴えを認めておきながら、すぐ撤回し逆に延暦寺のトップを左遷する。この時平氏二名に言いがかりをつけて流罪とする。清盛は激怒し処分を撤回させた。後白河は清盛に延暦寺追討を命じたが、清盛は拒否。同時期に後白河の近臣が清盛暗殺を図ったとされる鹿ヶ谷の陰謀が発覚。しかしこれは清盛のでっち上げであり、清盛は後白河の力を削ぎ延暦寺追悼を諦めさせたのである。 治承三年、清盛は後白河を幽閉し、平家の軍事独裁政権が成立した。 王家の末裔源平は長い藤原氏の呪縛から人々を解き放つことに成功した。
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源氏と平家の起こりを、藤原氏と天皇家の抗争や他の大和氏族との関わりを踏まえて読み起こした本。 古代史本なので致し方ないが、半分以上が想像と妄想で塗り固められており、残念なことに説得力が無い。 井沢元彦ほど酷くも無いが、井沢元彦ほど面白くも無いといったところ。
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源平が、武士が台頭する要因がどこにあったのか、古代からの天皇と豪族のあり方に遡って探った作品。 源氏、平氏がどうやって武士の世をもたらしたかではなく、その歴史的背景を解説しているので、源平の物語よりも教科書的ではない本当の日本史に興味がある人にはオススメ。
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