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彼女の存在、その破片
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2012/05/30 |
JAN | 9784093863315 |
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彼女の存在、その破片
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商品レビュー
2.6
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ある日突然、失踪した恋人。その恋人(瑠璃子)には息子がおり、瑠璃子は息子を置いて出て行ってしまう。 瑠璃子の息子と暮らしながら、なぜどこへ失踪したのかを、瑠璃子に関わった人を訪ねて探る主人公。 最後で無事に探し当てることができる。 えー?なんで探し当てれたの?これで失踪する意味ある?息子を置いてまで? 疑問がいくつか。 瑠璃子の謎の行動もまったく共感も忖度も自分には不可能でした。主人公も急に殺意をむき出しにした印象。 それぞれの人物像がうまく頭に入ってこなかった。
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読み出すと、先が気になり、一気に読んでしまいました。 物語が収束に向かうにつれて、主人公の志朗の心が癒され、家族との和解、閉ざされていた芸術に再び向き合う姿が描かれます。 志朗が再びピアノを引き出す場面は、本作品で最も感動的な場面でしょう。 ラストも、新たな生き方を予感させるもので、後味も悪くありません。 それでも、あまりカタルシスを得られなかったのは、この物語の主人公である瑠璃子があまりにも掴み所のなさすぎる女性で、感情移入することができなかったからだと思います。 瑠璃子が突然失踪し、昔の恋人の母親の側にいる…、どうして瑠璃子は子供を置いてまで、そうしなければならないと思ったのか、どういう経緯でそうなったのかが、一体何をするつもりだったのかが、さっぱり私には分かりませんでした。 あと瑠璃子と隆雄の関係も、もやがかかっているようで、個人的にはもう少しはっきり書いてもらった方が良かったです。 心に留まるフレーズは結構ありましたし、読者を引きつける力もあって、後味も悪くない、でも、何かすっきりしない部分が残り、それほど感動できなかったという点で☆3つです。
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好きだった彼女の行方を追いかけ、彼女の過去を知っていく。そこには、彼女に関するドラマが芋ずる式に出てくる。というようなストーリーだったけれど、盛り上がりに欠けていたし、話口調で進む文体が鼻について、どうにも相性の悪い本でした。この直前に読んだ野中さんの恋愛小説は面白かったのにな。同じ作家でも当たり外れあるよな。
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