![復興の風景像 ランドスケープの再生を通じた復興支援のためのコンセプトブック](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001684/0016846681LL.jpg)
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復興の風景像 ランドスケープの再生を通じた復興支援のためのコンセプトブック
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | マルモ出版 |
発売年月日 | 2012/05/01 |
JAN | 9784944091485 |
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復興の風景像
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池邊先生のFBで推薦されていたので購入して読了。 造園学会も頑張っているなという印象。 福岡伸一先生が、「美しいかどうか」という視点が重要と指摘していたが、まさに、復興計画が、立面図や平面図でみて美しく思えないときは、計画に無理があると思う。 (1)一番気になっている...
池邊先生のFBで推薦されていたので購入して読了。 造園学会も頑張っているなという印象。 福岡伸一先生が、「美しいかどうか」という視点が重要と指摘していたが、まさに、復興計画が、立面図や平面図でみて美しく思えないときは、計画に無理があると思う。 (1)一番気になっている沿岸部に連続的に生じる緑地的な空間、うまく位置づければ防災緑地だろうし、そうでなければ高台移転の市町村所有の空き地、これをどう計画的に配置し、美しい形で管理していくかが大きな課題だと思う。これに対して、正面から答えた論文はないが、p114からの新しいコンセプトの公園がそのヒントを与えてくれる。 要は、行政と地域住民、NPOが連携して管理運営していくこと。これに、従来の緑・緑した固い管理ではなくて、プレイパーク、テーマパークとしての遊びの空間をいれて、うまく利活用していくということが重要だと思う。 (2)デジタルアーカイブについては、首都大学のフォーラムでグーグルをベースに写真、地元住民の発言などをはりつけたモデルを見せられた。グーグルという使いやすいプラットフォームを活用して、みんながどんどん情報をはりつけていくという、ウィペディアのようなシステムが、多少間違いがあっても災害時などでは有益な気がする。(p88) これとまじめな国土地理院のようなシステムとどう区別してつかっていくのかはよくわからないが、結局、ブリタニカとウィキペディアのような関係になるのだろうか。 (3)復興計画のなかで空地に太陽光パネルをおく計画について、土地の文脈を読んでいない計画と指摘している。(p44)なんとなくわかるが、具体的にはどういうことだろう。きらきらした太陽光パネルが並んでいても美しくないし、長い目でみると朽ち果ててしまうということなんだろうか。 地域の文脈に合う方法としては、むしろ、バイオマス発電に適した草を植えて、地域住民にかりとって地域発電に使うといった農村にあった形のエネルギー発電の方がよいような気がする。 いろいろ、よみながら発想が生まれてくる。その意味でも刺激的な本。
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