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日蓮 殉教の如来使 NHKブックス240
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日蓮 殉教の如来使 NHKブックス240

田村芳朗(著者)

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日蓮 殉教の如来使 NHKブックス240

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 1985/08/01
JAN 9784140012406

日蓮

¥330

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2018/05/09

吉川弘文館から新版が出ている。 文献学に基づいた日蓮の生涯とその後の広がり。 特にその後の広がりが様々な人物を取り上げており、特色を放っている。 興味深い指摘は下記の通り。 ・伊豆流罪後、宗教の五綱を説く。同じ時期に、天台沙門から本朝沙門へ肩書きを変えている。 ・慈善事業の要...

吉川弘文館から新版が出ている。 文献学に基づいた日蓮の生涯とその後の広がり。 特にその後の広がりが様々な人物を取り上げており、特色を放っている。 興味深い指摘は下記の通り。 ・伊豆流罪後、宗教の五綱を説く。同じ時期に、天台沙門から本朝沙門へ肩書きを変えている。 ・慈善事業の要なき社会の実現こそ望ましい。そうとすれば、これは社会・国家の構造改革の問題であり、根本的理想のあり方が問われてくる。その意味において、宗教の主たるつとめは、慈善事業にあるのではなく、思想の改造、理念の確立にあり、日蓮の叫びも、その点で一顧の価値があろう。 ・「世間にも捨てられ、仏法にも捨てられ、天にもとぶらはれず。二途にかけたるすてものなり」 ・開目抄「道心あらん人、偏党をすて、自他宗をあらそわず、人をあなづる事なかれ」 ・宗教のタイプ:抜苦→忍苦→歓苦 ・「さとりのなげき」

Posted by ブクログ

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