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悪魔のささやき「オレオレ、オレ」 日本で最初に振り込め詐欺を始めた男
定価 ¥1,430
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2012/04/26 |
JAN | 9784334976866 |
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悪魔のささやき「オレオレ、オレ」
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商品レビュー
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オレオレオレオレカフェオレは好きw ってな事で、藤野明男の『悪魔のささやき「オレオレ、オレ」 日本で最初に振り込め詐欺を始めた男』 日本で初めてオレオレ詐欺を始めたグループに属してた藤野明男のオレオレ詐欺の始まり、内容、逮捕、刑務所生活、反省のお話。 今は段々と巧妙になった...
オレオレオレオレカフェオレは好きw ってな事で、藤野明男の『悪魔のささやき「オレオレ、オレ」 日本で最初に振り込め詐欺を始めた男』 日本で初めてオレオレ詐欺を始めたグループに属してた藤野明男のオレオレ詐欺の始まり、内容、逮捕、刑務所生活、反省のお話。 今は段々と巧妙になった振り込め詐欺じゃけど、初めはオレオレ詐欺じゃなくて、孫って名称でほんの軽いゲーム感覚で始めた事がきっかけだったそうな。 未だに詐欺に引っ掛かって、被害金額も年々半端ない値段になってくのをニュースで見てると、世間はお金持ってるのねって思っちゃう 2018年83冊目
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だからといって、許される行為ではない。その様や、仕組み、葛藤など、よくわかって面白かったけれど、やはりその代償は重い。
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国内におけるオレオレ詐欺(振り込め詐欺)第1号と言われるグループに属していた青年の追想記。 前半が音楽やファッションが好きな青年がオレオレ詐欺に手を染めるまで、後半が刑務所体験記という構成になっている。前半のさして深くも考えず詐欺にのめり込んでいく軽いノリに対して、後半の刑務所生...
国内におけるオレオレ詐欺(振り込め詐欺)第1号と言われるグループに属していた青年の追想記。 前半が音楽やファッションが好きな青年がオレオレ詐欺に手を染めるまで、後半が刑務所体験記という構成になっている。前半のさして深くも考えず詐欺にのめり込んでいく軽いノリに対して、後半の刑務所生活のつらさが対照的。 振り込め詐欺というのは、(もちろん、褒められたことではないけれども)ある意味、人の心の虚をうまく突く、よくできたシステムだと思う。それだけに、非常に(悪)賢い人が練り上げたもので、実は総元締めがいて、特許じゃないがこのアイディアを使う使用料を回収していたりして、などと漠然と思っていた。 だがこの本によれば、国内第1号とされているオレオレ詐欺は、口のうまい人当たりのよい青年たち(DJをしていたり、前職がキャッチセールスだったりキャバクラ嬢だったり)が、自然発生的に思いついたものなんだという。そういわれると、ああなるほどと納得したりもする。 本当にこの著者たちが一番だったのかどうかはともかく、彼らも誰に教えられたわけでもなく、自然に仲間の1人が思いついたのだというから、遅かれ早かれこうした詐欺の形はできていたということになる。 何というか、ある意味、心理学実験のような「装置」ができていたんだなぁ・・・。 金をだまし取ろうとする集団以上に、「どうすれば人は騙されるのか」について深く考え(仮説を立てて)、また実際にやってみる(実験してみる)人はいないよな・・・。そりゃ繰り返し何度もやっていれば、場当たり的にうまい手を編み出したりもするだろう。 著者が、非常に軽いノリで振り込め詐欺を繰り返したのは、被害者と実際に顔を合わせないため、加害者側の「加害」意識が低いことに所以するのだろう。 初期は素人的なグループが仲間内でやっていたものの、今や、おいしい「ビジネス」に目を付けた暴力団関係者が大規模かつ組織的に行っているのだという。グループは(1)実際に電話をする実行班、(2)携帯電話等を調達する道具班、(3)振り込まれた金を回収する出し子班に分かれている。それぞれが顔も知らずに行動しているので、グループのうちの誰かを捕まえても班全体が捕まるわけでもないし、ましてや別の班の構成員には手が伸ばせない。当然、黒幕の尻尾は掴めない。 まさに悪魔の発明。開けられてしまったパンドラの箱だ。 最終章に、振り込め詐欺の現状と防御策が簡潔にまとめられている。これだけでも一読の価値がありそう。 日夜戦う警察の担当者に敬意を表したい。 *手記の形を取っているが、本書中に挿入されている著者の日記に比べ、本文(ときどき解説もあり)が格段に読みやすく、論理的に感じる。ライターさんとか編集者さんの手が大幅に入っているということか。 *著者の親は、土地等を売って被害者に全額弁済したのだという。「育て方が悪かった」という批判はあるのかもしれないが、それにしても親って悲しい。出所した息子にまずサーロインステーキを食べさせてやる父。これ以上、お父さんお母さんを泣かせないでね・・・。
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