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円のゆくえを問いなおす 実証的・歴史的にみた日本経済 ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/05/09 |
JAN | 9784480066633 |
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円のゆくえを問いなおす
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商品レビュー
4
15件のお客様レビュー
さすがに内容が古びてしまったか。 第5章を中心に読んだが、結局作者の言ってる事は外れているように思う。残念ながら黒田バズーカも不発で、10年経ってもインフレターゲットは達成されてない。 円高だけは多少是正されたが、それとて外的要因に負うものが大きいと思う。 失われた10年が...
さすがに内容が古びてしまったか。 第5章を中心に読んだが、結局作者の言ってる事は外れているように思う。残念ながら黒田バズーカも不発で、10年経ってもインフレターゲットは達成されてない。 円高だけは多少是正されたが、それとて外的要因に負うものが大きいと思う。 失われた10年が20年になり、もはやそれが恒久的なものになってしまっているのではないだろうか。 私ごときに処方箋が書けるはずもないが、一人一人のマインドを変える。節約や貯蓄が美徳であり善だという考え方は少し見直す必要があるように思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 欧州危機、ウォール街デモなど、世界玉済は不安定になっている。 そうしたなか私たちに最も大きな影響を及ぼしているのが円高・円安という円相場の動きである。 円高は「輸出関連企業への打撃がある」「輸入品や外貨建て資産を安く買える」など、目前のメリット/デメリットに目がいきがちだ。 しかし、その大本にはデフレと経済成長率の低下という、日本経済の「失われた20年」の根幹をなす問題が横たわっている。 本書は、円のゆくえを主軸に、日本経済の過去・現在・未来を、緻密な分析から大胆に総括する。 [ 目次 ] 第1章 円の暴騰と日本経済(「時系列」でみた深刻な円高;「国際的な視点」でみた深刻な円高 ほか) 第2章 円高の原因は何か(為替レートとは何か;為替レートの3つの指標 ほか) 第3章 為替と経済政策を問いなおす―金本位制から固定相場制へ(経済政策における3つの手段;経済安定化政策と為替レートの関係 ほか) 第4章 為替と経済政策を問いなおす―変動相場制以降(円高シンドローム;「強い円が望ましい」という呪縛 ほか) 第5章 デフレと円高を止めるために何をすべきか(円高や円安は自然現象ではない;金融政策とは何か ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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ポイントとなる点は繰り返し説明されるなど、説得力ある(が小さくて読みにくい)グラフと合わせて、非常に理解しやすく書かれている。 これは新書なので、コスパは非常に良いと思う。
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